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村上春樹「猫を棄てる」と「進撃の巨人」の共通点。 [読書メモ]


猫を棄てる 父親について語るとき

猫を棄てる 父親について語るとき

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/04/23
  • メディア: 単行本

まだ、進撃の巨人最終回が頭の中でぐるぐるしている時に読んだこともあり、いろんな箇所で進撃の巨人が重なってしまった。


ひとつは「記憶の継承」の話だ。

ね、まるでテーマが進撃の巨人でしょ。


ただ村上春樹が言ってるのは、もちろんファンタジーではなく、実際に父親から戦争体験の中のトラウマな話を小学生の時に父親に聞かされたハルキは、自分が実際に経験したわけではないが、やはりトラウマのようにその話を胸に刻み付けた。

それは、中国の捕虜を、日本兵が首切処刑した話だ。


それを目撃したのか、もしかしたら父親が手を下したのか、わからない。

詳しく訊けない雰囲気であったと。

そして、父親は、毎日、死んでいった日本兵と虐殺された中国の人々のために、仏壇の前で祈るを欠かさない。

父親が五体満足に復員したが、3回も徴兵に取られており、毎回なんだかんだでするっと帰ってこられているが、所属していた部隊はその後、激戦地で壊滅したりということがあり、自分はたまたま運よく生き残った、または京大生ということで、免れた部分もあり、他の人の犠牲の上で助かったという思いもあっただろう。


だからこそ、彼の小説には、いつもパラレルワールドでおこる残虐な世界の話が大体組み込まれるのも納得する。

自分の代わりに、パラレルワールドで流された血。


そういう話が出てくるのは、この「猫を棄てる」で納得する。

私たちは関係ない。遠い過去の、私たちが生まれる前に起きたこと、では済まされない。

むごい残虐行為、それをしたり、されたり、または誰かの犠牲によってしないで済んだり、そういう諸々の土台の上に、たまたま私たちはのうのうと平和に生きていられているが、それは犠牲の上に築かれた平和であり、今この時だって、私たちが安穏と暮らせている分の皺寄せがどこかの誰かの上にいっている。


その思想は、進撃の巨人の世界観と結構似てる、偶然の一致かと思うけど。


進撃の巨人は、色々超能力じみた話が出てくるけど、実はそんな設定がなくたって、生き物は記憶を継承できるし、テレパシーのようなものがあるのだと思う。


たとえば樹齢7000年の木、というものが実際今も生きているわけだし、植物はテレパシーとかそれこそ進撃の巨人でいったら「道」か?という感じで、伝達を行っているという話をきく。

実際は、もっと科学的な話であって、何か物質を、根からとか、空気に拡散させたりとか、そういう手段をとっているのだろうけど。

そして7000年生きてる木からしてみたら、せいぜい100年足らずで死んでしまう私たち人間なんていうものは、昆虫のような小さな存在感なのかもしれない。


さてしかし私たち人間は、言語があるし、文字もあるし、今なら映像技術もあって、実際に体験していないことをトラウマ追体験することが容易にできてしまう。

それって、別に、進撃の巨人の中で、誰かの記憶を見にいって知った、というのと別に変らないことだよなと思う。



ただ、まあこの本自体は、割とクソだと思う。

大家になったから、こんな本でも出版されるし、売れるけど、父親について書いていながら、父親と絶縁状態になった経緯や理由などは、述べない。ずるい。向き合ってない。言いたくないことは書かない。

まだ生きている人間のプライバシーに配慮したのかもしれないが、父親と息子の関係を書くなら、「そこは述べない」はずるい。


誰だって、自分が72歳にもなれば、死も身近になってくるし、自分の一生を考えると、父の一生がちらつき、和解できないまま死んでいった父親の人生、そして彼は一体どういう人だったのか、今になって思いをはせ、理解に努めようとする心持は非常に理解できる。

そして作家なんだから、それをエッセイとして執筆して、文芸春秋に載せるくらいは全然ありだと思うけど、ようするにこんな薄い内容で一冊の本にして売ってしまうところが間違ってるんだろうな。


普通に同世代の戦争を経験したような方が、「私の一生」としてまとめた手記を読んだら、みんなその世代の人は波乱万丈な、変化の多い一生だっただろうから、そのほうが面白いだろうと思う。


ハルキが父親の一生を、従弟の証言を頼りに、追ってみたところで、息子にとっては、「きっとこのころオヤジはこんなことを考えていたのではないか」と推測したりするのは意義があっても、読者としては、まあ、うん、、って感じである。

結局、村上春樹が、シベリアの拷問とか、中国での虐殺、みたいなことをちょいちょいパラレルワールド的な感じでいれるのは、父親から継承したトラウマのせいだというのがわかったことだけが、ファンとしての収穫か。


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カズオイシグロ「クララとお日さま」の感想。 [読書メモ]

クララとお日さま

クララとお日さま

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2021/03/02
  • メディア: Kindle版

表紙絵がめっちゃかわいいよね、素敵。

こういう絵が描けたらいいな、模写でもしようかな、まずは、と思った。

内容に関しては、AF、つまりArtificial Friend、という、12~16歳くらいの主に思春期の子供の相手をする自己学習するアンドロイドの話で、正直言ってあまりにも「私を離さないで」にソックリだった。


「私を離さないで」を初めて読んだ時のことは忘れない。

私にとっては新鮮な世界観だったし、繊細で、素晴らしかった。


でもあまりにも似てるんだよな、これは。

クララは、太陽エネルギーで充電されて動くので、次第にお日様を神のように考え始め、AIなりに信仰心を持ち、祈りをささげる。自分の主人である子どもを本気で愛し、そのためを思って、必死で太陽に祈りをささげるその様は、本当にいじらしい。

それでも、最後、その子が大人になったら、トイストーリーよろしく、物置へ、物置から廃棄へ、という流れをたどる。

アンドロイドは、どんどん新型が出てくるから、旧型のアンドロイドに、二度目の出番はないのだ。

思春期の5,6年を一緒に過ごし、それを一生として、人生を終える。


AIがやがて、こんなふうに感情を理解するようになり、人の知らないところで、懸命に祈りをささげるくらいに、人のためを思って行動するようになるくらい、AI自ら感情を持つようになるかもしれない。そしてつまりAIが信仰心を持つ可能性というのも一つのテーマなのだと思う。

AIをなるべく人に近いように、人間の感情がわかるように学習を重ねていけば、やがてあり得ることかもしれない。


「私を離さないで」は、臓器移植のために作られたクローン人間の子供たちの話である。

当たり前に感情を持って、まわりの人の感情に影響されたり、彼らのためを思って行動したり、そうやってごく真っ当に日々を生きているのに、人間としては社会的にカウントされず、認められていない。

境遇も似ているし、そんな彼らがある種の信仰、または迷信ともいえるものに、救いがあるかもしれないと道を見出そうとするプロットも同じ。

トーンの切なさも同じ。

決して悪くはないから、もちろん最後まで完読(若干流し読みだが)したけど、焼き直し感が半端なかったのは残念。


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進撃の巨人結末に対する外国人の反応ほか。 [読書メモ]

日本と海外の皆さんの進撃の巨人結末の感想の差が面白い。

今回も最終回139話のネタバレありです。


日本人は大満足の人が大半を占めているのに対し、外国人はけっこう不満な人が多いらしく、何なら50%くらいの人が不満みたい。


で、不満な人のコメントの中でも、なるほどね、と思ったのが下の人。

この人、すごくハッキリでかい声でしゃべるので、英語もすごくわかりやすいし、テンションめっちゃ高いので超楽しかった。


しかも進撃コスプレしてるくらいだから見てわかるけど、かなり進撃愛が高くて、ストーリーの理解度も高いうえで、気に入らないところを言っているので納得です。


彼が気に入らない点は

1)巨人の力がこの世から消えたら、無垢の巨人化した人たちが、人に戻る点。

2)ユミルがフリッツを愛してるって?変じゃない?それって本当に愛?(外国人勢は、愛ではなくて、ストックホルム症候群だろ!愛という言葉を使うのは不適格ではと言っている人が多い)

3)ムカデはどこへ行ったんだ?


というくらいで、

4)エレンが死ぬこと

5)エレンが本音をみんなに吐露すること

6)エレンが自由の象徴である鳥を通じて、世界を見たり、思いを伝えたりすること

などなど、気に入ったみたいだし、ヒストリアの子の父親は結局あの名もないファーマーだったのか?とか、エレンがカッコ悪い発言をするところとかも、笑って受け入れていた。(殺戮エレンかっこいい!という感じになってたファンとか、エレンヒストリアを支持してた外国人とかは、このあたりが、受け付けない人が結構多いみたい。)

ひきかえ、日本人は、カッコ悪い等身大エレンの描写で、エレン大好きになった人が多い、という印象だったので、なるほどねえと思う。

私もやっぱり日本人的価値観だからか、カッコ悪いエレンが爆笑だし、好きだけど。

ちなみに、下の動画の人は、エレンのカッコ悪い吐露と、ドン引きしてるアルミンに爆笑してたので、そうよ、そこ笑って受け止めるところよ、わかってくれる外国人もいるんだわ、と嬉しくなった。

要するに、エレンがアルミンとミカサにわざと酷いことをいって突き放そうとしているんだってことを疑いなく勘づけていた人は、違和感がなく受け入れるんだろうし、そうは思わず、エレンは本気で、無知な二人にイラついているんだって受け取ってた人は、かなり文脈を見誤ってしまってたんだろうと思う。



ちなみに1)は私は望んでたし、プロットとしても違和感ないんだよね。巨人の力が消える=魔法が解けるみたいな感じで、元の姿に戻るというのは自然だと思う。


でも2)は完全に同意。私も納得できないし、気に入らない。やっぱり気持ち悪いよ。

ストックホルム症候群を「愛」という言葉で表現してしまうのはあまり教育上よろしくないと思うし、さらにストックホルム症候群が、巨人の謎の源泉、2000年にも及ぶユミルの執着であり呪いの源泉というのが気に入らない。納得感が薄い。

ストックホルム症候群というのは、私その感情自体はすこしわかる気がするんだけど、人質が銀行強盗に恋愛感情を持つようなケースで、つまり赤ちゃんが自分の庇護者に愛されようとするのに似た心の動きで、自分の身の安全を絶対的に握っている相手に愛されようとすることで身の安全を測ろうと、無事に生き延びようとしてしまう感じに近いと思うんだよね。だから、生きている奴隷の間は王に愛されようと頑張ってしまうのは分からないではないけど、死んでもなお解放されずに王を愛し続けるのは意味がわからなすぎる。

で、あと気に入らないのは、愛=アタッチメント=不自由というのは、確かにある。

特に仏教的な考え方だと、愛は執着、執着は苦しみ。愛を手放すことが、哀しみを手放すことにもなる。

だけど、、ユミルのフリッツへの感情がそういうアタッチメントとはとても思えないのと同時に、2000年にも及ぶ不自由の原因を「愛」とするのはちょっと、愛に対して不敬な感じがするかな。

このへんは「ユミルにしかわからない」で逃げるのは「えーっ」って感じで、もうちょっと納得感のある理由と説明があればよかったのになと思う。

だいたいフリッツ王を愛してたから隷属してたんだとすると、彼が死んだらそれでおしまいだと思う。

彼の子孫だったら無条件に愛せる、隷属する、というのも納得感がない。

たとえばユミルは3人も娘がいるママなんだからさ、娘>>夫になるのが普通のはずで、娘を人質に取られているから夫の無理難題な命令に従わらざるを負えなかった、その呪縛に囚われている、とかならまだわかるような気がするけどなあ。


まあでも何度見ても、「10年以上は引きずってほしい」とか、進撃のスクールカースト調のギャグで、本当に死ぬ前の置き土産、さみしくないでしょ、って感じで好き。気持ち悪いライナーと、髪型気にするジャンとかも、本当に心温まるわ。

進撃は前から思ってたけど、やっぱりせりふ回しが秀逸だというのが、人気の一つのポイントでもあったと思う。

すごい順にいうと、

1、ストーリー、プロット

2、世界観

3、キャラクター

4、せりふ回し

といった感じだろうか。やっぱり巨人に食われるという世界観でまず注目を集め人の度肝を抜いたというところはあるけど、アイディア勝負では決してない、やっぱり物語展開がすごすぎるからこそここまで人々を惹きつけたわけだけし、みんな大好きリヴァイ兵長みたいな、キャッチ―なキャラの魅力もある。

でもリヴァイが面白いのも、リヴァイのセリフが一つ残らず名言集になりそうなくらいに面白かったというのもあると思う。

「バカ言え、俺はもともと結構しゃべる」とか、ラブリーな発言はなんだろうなあ、何回思い出してもくすッとできる素晴らしさが進撃の魅力なんだよなあ。

「10年以上は引きずってほしい」も、そういう感じになりそうだ。



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進撃の巨人最終回139話読了。 [読書メモ]

いやあ、終わりました、まだ何も他の人の意見とか聞く前の感想。

ネタバレします。

以下ネタバレあり。


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エレン首斬り2回目の意味。 [読書メモ]

またもや進撃の巨人について。

最近、疲れて何も考えたくない時とか、嫌なことを思い出したりしてあまり気分がよくない時など、気分転換に見るのは進撃の巨人考察動画である。


それぐらい安らぎを提供してくれる進撃の巨人なのだが、さてそれを見ていて、ふと思い出したが、エレンの首が飛ぶのは今回が初めてじゃなかったよな、そういえば。

ガビに銃で撃たれて首が飛んだ直後に、完全に事切れる前に、ジークが首をキャッチして復活。



という流れが以前あった。


そうか、ということは、今回、ミカサがエレンの首を跳ねたけど、その直後にキャッチしてキスしている。

だとすれば、今回も完全に事切れる前であるっていうことで、何かが起こるだろう。


さらに考察動画で、実はミカサに触れている時にエレンは過去や未来の記憶を見ている描写があるということで、実はミカサは王家の血が入っているのでは?という説に納得。

ユミルの民の血を入れることが、高貴であるとして、諸外国ではやっていたというはなしが以前あったし、将軍家とフリッツ王家の間で政略結婚的なものが行われていても何も不思議ではない、という。

確かにこの設定は無理やりではない。




ちなみにこれが、エレンがジークにキャッチされて道に行くまでの走馬灯的な記憶の描写なのだが、なんだかんだミカサのコマが一番でかいんだな、と今更ながら気づく。

でも、アルミンよりも、あの異国の少年のコマがでかいとはいかに?

彼が今後、何か重要な役割を果たすのだろうか?


それはそうと、というわけで、ミカサが首を切ったけど、完全に事切れる前にミカサが接触している、ということは、また少なくともエレンが新しく記憶を見るとかの展開はありそうだし、またはまた道にでも行くんだろうか。


というかミカサに王家パワーがなくても、すぐ背後に何でもできるユミルが控えているんだから、ユミルの采配次第でなんでも起こすことはできるわけだけど、生首キャッチも二度目、ということは、そこに何か必然性を持たせたいよなあ。


首が飛ぶのが一度目なら、衝撃的ジエンドとして機能するけど、二度目ともなると、また首を飛ばした必然性がほしいし、一度目が首が飛んでも死ななかったのだから、今回だって、首が飛んだだけで死ぬというのもないだろう。


それに白雪姫への王子様からのキッス的な意味がこのキスにはあるはず。

つまり、誰かが何かしてくれることで呪いがとけて世界が変わる、という意味がある。


ユミルの地獄をエレンが終わらせたなら、エレンの地獄はミカサが終わらせる、的な。

で、エレンの地獄は終わるのだが、エレンの地獄が終わることは、つまりどういうことなのだろう。




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進撃の巨人、138話読了。 [読書メモ]

日本では今日発売日らしいので、今夜になればYoutubeに誰かがあげているのを読めるだろう・・と思っていたら案の定、あげてくださっている人がいたので読んでしまった、すみません。

金を払わずに発売日その日に読めてしまうという、、すみません。


いやあ、なるほどそう来たか、いいね、良かったよ。

というのは、ミカサがエレンをぶっ殺す、というところ。


ただではおとなしく止まらないというか、肉体が滅ぼされたとしても意志がある限り、あらゆる手段で復活するだろうし、ユミルに殺戮を続けさせるだろうエレン。

なので説得され納得しない限り、首をはねられただけでは終わらないと思ってたけど。

ただ確かに本心は止めて欲しがっているようなところもあり、ミカサに殺されたら本望だろう。

ミカサに肉体的に殺されることは、説得され納得するに足るようなインパクトがあるので、確かにミカサに殺されたのなら黙るかも。

リヴァイ、アルミン、ミカサ、だけど、最後はミカサってのが、すごくいい。

そこは予想してなかったけど、なるほどミカサが一番いいと思った。


ただ結局やっぱり、最後のところはユミルの意志だと思う。

それが、最終回。

楽しみだ。

ただ匂わせるものとしては、最後のコマでは、ミカサがエレンの首を跳ねた背後に、すっきり微笑むユミルが佇んでいるのだ。

なんでユミル、幸せそうなの?

気になる!


王の命令に従って、2000年間奴隷のように巨人を作り続けていたユミルも、本当は誰かが止めに来てくれるのを待っていた。エレンが止めに来てくれて嬉しかった。


エレンも本当は誰かに止めて欲しかった。止めに来てくれるのを待っていた。

そんなエレンに対しても、ミカサが止めに来てくれた。

だからユミルも嬉しいのってこと?



さて大筋で感想はその2つ。

・ミカサがエレンをぶっ殺すっていいね!

・結局ユミルだけど、どうなわけ?

というね。


ただ他にもいろいろと思うところはあるわけで・・

・ミカサがキスしてるのが、エレンの生首っていうのがいいね!

さすがの諌山先生のセンスだなと思うわけ。そうそう生易しくないというか。そういうイメージ好きでしょうねえという感じがする。


・ミカサがエレンからの甘い記憶操作に乗らないところがいいね!

ミカサは乙女なところもあるけど、そんなに甘っちょろい女じゃない。愛する男でも、間違っているなら、腹を決めて自らの手で殺す。そういう諌山先生の人物造形がいいなと思う。


・で、なんで、いってらっしゃい、なの?

ここがポイントでもしかしてアッカーマンには、まだ本作中で明かされてない特殊能力があって、人をタイムリープさせることができるとか、なんかがあるのだろう。

だからミカサには、ここでエレンを殺せば、エレンはどこからの地点からかやり直せることを知っている?

「またここから始めないといけないのか」というセリフをミカサは過去なんどか言っているので、実は以前にもタイムリープさせていたことがある?それとも、どこかでエレンに話を聞かされて、エレンが過去の進撃の巨人たちの記憶を見にいって影響を与えることができる話を聞いてたから・・といっても、死んでしまったら無理だろうから、やっぱりミカサの知られざるアッカーマンの力ではないだろうか。


・エレンは口の中にいるってなんでミカサは分かったの?

ちなみにあのパラレルワールドみたいなのは、起こらなかったもう一つの未来ともいえて、それによると、ミカサがエレン説得に成功して、二人だけで逃げたっていう話になっているんだけど、私はエレンによる記憶操作だと仮定した。でも、もしかしたらミカサによるタイムリープ能力の成せる技なのかもしれないし、全部ミカサの脳内妄想からの結末予想(ああもうエレンと二人きりで今すぐここから逃げ出したい・・・でも逃げたとしてどうなる?結局、何も解決しない)?とも思えたけど、直後ミカサが「エレンは口の中にいる」と分かったことや、妄想内でエレンが「忘れてくれよ」と言ってることから、あのいつもの座標に突然呼ばれて語りかけられる系の、つながる能力で、エレンが瞬間的にミカサに見せたイメージとメッセージと思われる。または記憶操作しようと試みたけど、アッカーマンだから記憶操作が効かなかったのか、それとも強制的ではなくて、自由意志に任せようとしたのか。

ちなみにミカサの妄想だったら悲しいけど、おそらくはエレンによる記憶操作だと思うと、ミカサに最後の優しさを見せたともいえる。

そしてもしかして頭痛は、記憶操作されても、アッカーマンだから効かない、そのへんで起きるのか。

それともタイムリープの前兆で起きるのか。というか、もう耐えられない・・と思うと、頭痛が起きて、やり直したいところにタイムリープしてやり直しができちゃう人種なのか。


そういえばアッカーマンは、道的なものにつながっていて、危機に陥ると、戦い方が手に取るようにわかるという話があった。ので、危機に陥ると、やっぱり誰かの記憶が見えたりするんだろうか。


ちなみに私がエレンによる記憶操作だと仮定したのは、パラレルワールド的妄想の最後の一コマでは、エレンの顔が始祖の巨人化した跡のある顔になっていたから。なので、ミカサによる勝手な妄想ではなくて、エレンがミカサに意図的に見せていたイメージなのではないかと思った。


・巨人化された人たちはもとに戻る?

ユミルマジックが溶けたら、巨人は全部、砂のように消えるか、もしくは元の人間の姿に戻れるのか、どちらでしょうか?

最終回近くなり、「~と見せかけて」みたいなのが多くなってきている気がするので、(たとえばジークが死んで地ならしが止まったと見せかけて~、ミカサとエレンが二人っきり逃げ出したと見せかけて~)、ここも、全員巨人になって、ジャンもコニーもガビも~と思わせといて、もとに戻ると見たね。

エルヴィンやジーク、エレンは、殺しまくっといて業が深すぎるので、死んでもらわないといけないけど、コニーとかジャン、ガビとかはそうでもないので、戦争の悲惨さを分かっている平和を築く人材として残るとみてる。


最終話楽しみだけど、ミカサがエレンの首を落として、生首にキス、という流れ、気に入ってるし、最後に甘い夢を見させてくれて、私は幸せ、満足。


ただ、あんなスプラッタな凄惨な人類大虐殺進行中の中で、二人きりで静かに暮らす的な甘い夢は、絶対に甘っちょろい白昼夢、死を目前にした走馬灯のようなものでしかないことが、あからさまにわかるので、読み進むのがきつかったな。こんなに緊張して、正座して読みそうなくらいの心持ちで漫画を読むのは初めてかもな。


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進撃の巨人、137話まで読了。 [読書メモ]

いやあ、なんでか、138話が韓国語と英語では出回ってるんだよね。

なので、138話は読んでないけど、138話のミカサがエレンにキスしてる画像は見てしまったし、138話の内容が、エレンとミカサの別れ、みたいな感じだというのは分かっている。


でも、あえて日本語版で読みたいから、今は我慢。


まあ、でもだって、139話で完結とかでしょ?

そりゃあもうあと2話の間で、エレンはたぶん死ぬんだからお、そういう頃だよな。。。



さて、137話までの部分で、アルミンが座標にいって対話する、対話によって解決に近づく、という感じは想定どおりだったけど、その相手がジークで、ジークが過去の人たちを復活させて、ジークの味方をさせたり、リヴァイが今度こそ躊躇せず一瞬でジークを殺したり、ジークが死んだら、地ならしが止まる?というのは意外だったけど、まあ大筋はそんなに外れてなかったかな。


というか、まああと数話しかないんだから、そりゃそうだけど。


あとはアルミンが巨人化して大爆発を起こして、エレンが意外とさっさと死にそうになって、最後にミカサが抱きかかえてキスして、お別れ、エレン死亡、なんだろうな。。

それともリヴァイがもう一活躍して、エレンが死ぬ前にリヴァイがまず死ぬのだろうか。。。

まあでも、そんなに盛り込めないような気もする。

最後はミカサのもとで、というところで、少し溜飲が下がるが、ほかはどうなるのだろうね。


ユミルがどうやって成仏するのか、は気になる。


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進撃の巨人の終わり方予想(134話読了時) [読書メモ]

進撃の巨人は、単行本33巻まで、つまり134話まで読み終わって、初めて色々推察し始めた。
そしてyoutubeやらネットやらで、色んな考察を読んで改めて、ものすごく作り込まれている作品で、さらにものすごく世界中の人に愛されてるんだなーと、改めて感心。

特に2次制作物というのか、進撃の巨人にインスピレーションを受けた創作のクオリティがものすごく高くて、原作が終わったとしても、こうやって愛され続けて無限に生き続けるんだなぁと思うと感慨深いものがある。

さて私が今日知ったのはタイムループ説。
そして改めて第一話を読み返してみたところ、たしかにうなづける。

ミカサらしき人物がいってらっしゃいというところから始まり、目が覚めたエレンが、ミカサ髪の毛伸びたのか?と、そして泣いている。

たしかに、最近のミカサは髪の毛が昔より短いので、なるほどねー、と。

そして、エレンがよく、どこで間違ったのか?とか、どこが始まりだ?みたいな回想をしているし、ミカサが、ショックな出来事のたびに頭痛をおこし、またここから始めないといけないのか、と言っていると。

そしてそもそも作者がタイムリープものの話をパクったと明言していると。

ただここまでの完成度の作品だし、夢オチ的なタイムループはない説も支持する。

というわけで、どう終わるのか予想してみたい。
私は細部まで読み込んでないので、伏線とか設定とか、そこまで把握出来てないので、当たる確率は高くないだろうけど、サラーっと全編を134 話までなぞった感覚的に。

ちなみに現在、連載では137話くらいまで進んでるんだと思うんだけど、単行本出るまで我慢するか、なんらかの手段で最新話まで追いついてしまうかは、、まだ未決。

さて、ちなみに134話は、スラトア要塞にたどり着いたエレンストッパーズがいざエレン、ジーク、地ならしと対決開始ってところで終わってる。

で、私的予想では、地ならしは途中ストップ成功で壁の外に人類絶滅は避けられる。
今はエレン、ユミルが突っ走ってて、ジークは乗っ取られてる状態。
よって始祖の巨人から切り離されたジークは、乗っ取られから解放されて、エレンストッパー側になる。
だけどそれも理解されないままリヴァイに殺される?
でもリヴァイもここで死ぬ?
ジーク、リヴァイは相討ちで心中かな。
でもジークもリヴァイも、暴走したエレンを止める使命を持ってる散々でもある。
だから相討ちではなくて、最後はともにエレンに掛かっていくような気もするけど、何となく2人は死ぬんじゃないかと思う。

で、依然止まらず苦戦中にファルコ、ガビ、アニが到着してピンチを救おうとするもアニもやられてアルミン怒って最終手段でデカイ巨人になって全員死亡?
いやでも巨人の力の頂点にあるユミルが自分の意思で動き出した以上、他の巨人に武力で止めることが出来るのも変な話だ。
さらに始祖の力でコントロールできる相手なのに、敢えてコントロールせずに戦い合うって何だそれ自殺?お遊戯?
となると、ユミルが説得されて、止まる必要があると思う。
でもアルミンがこのまま巨人化しないのはあり得ないと思う。あと女型の巨人の知られざる新能力開花が何かしら勝利の鍵になるとも思う。
でも武力でストッパーズが勝った!って話では何も解決しないからなぁ。

で、ユミルが説得されるとしたら、ヒストリアじゃないのか。
王家だし、座標にヒストリア召喚されてユミルと対話か。
それともアルミンに説得されたエレンがもうやめようとすればユミルも同調するのか。
または結局目の前でミカサが死んではじめて、エレンが、俺の自由って何だ?これが望んだ自由の結果か?となってエレン目覚めるか。

あと単行本一冊分しかないことを考えると、そんな凝った行程は書けない気がする。
ハンジ死亡でちゃんと弔いある描き方だったことを思うと、あとの主要人物全員殺す場合、そんな丁寧に描いてる枚数はないよなあ。
と思うと、死ぬのはリヴァイとジークのみか。

でもエレンが目覚めるには、ミカサとアルミンがエレンの目の前で死ぬ描写が必要な気がする。

それでエレンが目が覚めて、止まる。
そしてどこで間違えたか考え始めて、最初からやり直そうとタイムリープして、第一巻冒頭に戻る。
でもそれはエレンとミカサの死の間際の走馬灯の中でのやり取りとか、座標上でのやり取りであって、少なくともそのすぐ後にエレンは死んで、ユミルも成仏というか消滅するんじゃないか。
そしてタイムリープといっても、最初からやり直せるわけではなくて、未来の記憶を9歳のエレンに見せに行く程度のことなのかも。

アニとライナーはせっかく親が生きてたことだし、瀕死の重傷ながらも生き残って親と再会。
ジャン、コニー、ガビ、ファルコらと共に平和の礎を築く、とか。
ミカサとアルミンもなんだかんだ生き残りそうな気もする。
それで、ジャンの片想い設定も生きてきて、エレンは死んだけど、ジャンがミカサを支えていく的な。
アルミンはアニとカップル成立だし。
リヴァイも天国で、ハンジやエルヴィンに会える。エレンやジークもグリシャと天国で再会
、和解。
ユミルは、ヒストリアが迎え入れる。
ユミル成仏につき、全ての巨人は消滅。
巨人化能力も消えて、13年寿命の縛りも消える。
道とか座標も消える。
でもその前に、人々の記憶を奪うかどうかだ。
ここまでの悲劇の後に、巨人や殺戮、争いに関する人々の記憶を奪わずに生き残った人々は普通に幸せに生きていけるだろうか。

もはやパラディ島に攻め入る武力は諸外国に残っていないし、争いがこの惨事を招いた、争いは良くないと悟ったとしても、それで講和条約とすんなり行くか。
でも始祖の巨人が操作できるのは、ユミルの民の記憶だけだとすると、諸外国人の記憶は操作できないから意味ないか。

という感じかな。
とりあえず、せっかくの今までの犠牲と殺戮の歴史が軽いものになってしまうので、死んだ人は生き返らないし、やり直しも効かず、そういう意味のタイムリープはないのではないか。

でも、この作者が伏線を完璧にかっこよく回収しないはずもないので、第一話の始まりに対しては必ず唸らされる形でつながる終わり方をするはずだ。

まあそう考えると私は幸福に感じるのは、
やっぱり最後はエレンはミカサの元に、少なくとも心は帰ってきて死ぬんだろうなということ。
さらにその後、死ぬので離別するけど、いってらっしゃい、という、友好的であたたかく、また会えることが前提とされた、前向きな送り出され方なのでは。

最終コマとされる、赤ちゃんとそれを抱く人の後ろ姿は誰なのか?については、ヒストリアの赤ちゃんかな?と思うけど、それはエレンとか死んだあと、世界の復興が果たされそうだ、という形で、最後、この世界の次世代の希望として、また多大な犠牲の上で勝ち取られた自由の象徴として、王家の血を引いていても、もう何にも縛られせていないということで、描かれるのでは。

うん、このあたりまで推察して私的には満足。 
どっちかといえば、あと単行本一巻分で、どうやったら一番納得する、腹に落ちる感じで収まるか考えただけなので、天才作者は、そんな想像のはるか上を行くトリッキーな終わりを用意してるかもしれないよね。

でもいずれにしろ最後だけガッカリはこの作者については絶対ないんだろうと思うと胸が熱いわ。


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進撃の巨人 終焉に向けて [読書メモ]

いや、人気シリーズが終わって欲しくない気持ちはわかる。読者的にも、ビジネス的にも。
でも、グダグダと永遠に続いていくよりは、きちんと立派に最後を迎えてもらいたい。
そういう意味で、進撃の巨人がちゃんと終わるというのはいいことじゃないか、と外野的に思っていた。
一方、この大作の終わりをきちんと同時代体験したい、目撃したいという思いもあり、エピソード1シリーズは結構夢中になって観た記憶はあるものの、その後は拾い読み程度だった進撃の巨人を最新話まで追いかけることにした。

というか、まあ何も手につかない数日間のモラトリアム期間の現実逃避の手段にたまたま目についた進撃の巨人を選んだというのが正解である。
しかし見事にハマれる面白さで、感心しきり。
いやすごいわ。
大人が厨二病真っ盛りな頭になれる。
いや、もともと私の頭の問題かもしれないけど、一日8時間くらい、進撃の巨人に費やす3日間を送ったら、すっかり私の現実=進撃の巨人になってしまい、すごいなぁ、作者は全世界に厨二病頭の人を大量生産したんだろうなぁと思う。
大人でこれだから、本当に中学生だったら、かかりようが根深いだろうなぁ。
いやでも中学生には難しすぎるだろうか。

でも思えば私もナウシカの原作漫画に中学生の頃に夢中になった記憶がある。
進撃の巨人とナウシカに似てるところは結構ある。
ディストピア的な世界観にしろ、最後に巨神兵とほぼおんなじ感じで世界の終焉として、地ならしが発動するところも。
人間同士の勢力争いや戦争やらが出てくるところも。
でも、中学生の時はまだ、人間同士の勢力争いはピンと来なかったなぁ。
今大人になって、世界の情勢とか、社内の出世競争とか、世の中の不条理を沢山見てきたからこそ、進撃の巨人が刺さるということはあると思う。

そしてまだ頭がぼーっとしてるけど、とりあえず単行本最新刊を読み終わるまで追いついた私。
ハンジが死んじゃうところが一番今は悲しいかな。。
あと、エレンの突っ走りっぷり、これすごいよなぁ、傑作漫画とカルト漫画のどっちに行くか、というかどっちでもあるんだろうけど、よく編集部はカルト漫画に傾く選択を許したよなー、でもいや、編集部が入ってるということはギリギリオッケィラインを攻めるのか、いや作者にのびのびやらせないと傑作は生まれないのか、いや編集部介入した結果、なんとか一般受けのラインにいるのか、、などぼんやり考えてる自分がいた。

が、数時間経って初めて、あれ?
誰の子?
という疑問が沸いてきた。
色々ありすぎてすっかりそれどころじゃなかったけど、重要なキーを握るヒストリアの子ども、あれ?え??もしかしてエレンの子の可能性もある?と気づいてしまってゾッとした。

いやあ私は普通に、村人の子だと思って読んでたんだけど、、ジークとエレンの会話の回想みたいなところで、ミカサはお前のこと好きなんだと思うぞ、お前はどう応える?と質問されるところのコマ割りで、はて?と。

エレンは誰が好きなのか、みたいなことはいつもずっと、今それどころじゃないしって感じで淡い感じでぼかされてきたけど、アルミンとアニの話が出てきたり、死を前にしたらクリアにさせるべきテーマになるだろう。

そして作品的な軸で見れば、主人公をヒーローとしたら、王女がヒロインなのは、釣り合いがとれる。
しかもただの王女ではなく、宿命を背負った、中身も素晴らしい美少女である。
そして、エレンはずっとヒストリアを救うことには割と執着を見せてきた。
ミカサのことも多少は気にかけるけど。。

ただエレンの父親が巨人になる前に、ミカサやアルミンを守るんだ、、みたいな未来の記憶を聞かされる描写もあり、やっぱりそこがエレンの核であってほしい。
ただ幼馴染枠と恋愛枠は別かもしれない。

しかも罪深いエレンは絶対最後に死ぬだろうと思うと、子種を残していて、それが次世代の希望になるというのが王道な気がする。

でも、進撃の巨人は、今まで生々しく男女の恋愛を描いてきてない。
あくまで淡い表現に留めてきてる。
それが急に、実はやっていました、ということになると、急に非常に生々しい。

さらにヒストリアが村人に愛の告白をしていて村人が照れていると思われるシーンをフードを被った密告者、つまりエレンと思われる人物が物陰から見守っている様子の一コマがある。

政治的理由での子作りは、エレンの意思に反するものでもあるので、巨人化を避ける方策にじゃあ子作りしよう、とはならないはずだ。

ただもちろん、それが理由じゃないの、あなたのことが好きだから忘れ形見をくれ、というふうに話が展開して、村人にはお腹の子の父親になって欲しいと頼んで、実はエレンの子というケースもあるだろう。

ただやっぱりヒストリアの子がエレンの子というのは、ちょっと興醒めだ。
なんか清くない。
今まで、エルヴィンとかハンジとかみんな恋愛どころじゃなく死んでってるのを考えると、エレンだけちゃっかりはない気がする。
しかもあれだけ無差別大量殺戮しておいて、自分だけ子種残すのはちょっとなぁ。

それにミカサが報われなさすぎて耐えられない。
死ぬ間際、最後は、もう巨人とか世界とかどうでもよくなったあとはエレンはミカサとアルミンのところに戻ってきて死んで欲しい。
それに、最後ミカサのところに戻ってくるなら、お前のこと嫌いだった、という伏線の回収ができる。あんな酷いこと言って、実は好きだったならまだしも、本当にあまり好きじゃなかったなら、ちょっと脚本が酷すぎる。
それにミカサのことが気になってるからこそ、なんでミカサが自分に執着するのか理由が気になる説もある。
どうでもよければ、命の恩人だし、一緒に育ったから、で納得しておしまいな気もする。

ただまあ私の個人的予想としてはエレンの子か村人の子かは半々かなぁ。
でも個人的希望として村人の子であってほしい。




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ヒロシ「働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける」感想。 [読書メモ]


働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける

働き方1.9 君も好きなことだけして生きていける

  • 作者: ヒロシ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/12/05
  • メディア: Kindle版

あまり時間がなくて、流し読み。

でもヒロシはほんと、正しいことしか言ってないって感じで、ヒロシの言うことはとてもよくわかる。

とにかく好きなことに全ベットが強い、わかるよ。


得意だけど、そんなに好きじゃないこと、というのもダメだ。

下手だとしても、とにかく好きなことに情熱を注ぎ、その愛する思いを見せていくことが、自分にとって生きやすい楽しい人生だし、狭いとしても深くてオリジナリティあるコンテンツとなって、結果としてファンがつき、仕事にも結び付く。


わかります。。。

わかりますけど、そこまで俺振り切れてないなあ、今。

だって、徐々に徐々に、やっぱり金がない恐怖が押し寄せてきて、とにかく稼ぐ手段を見つけないと、と焦りはじめているから。

でもそうやって、稼ぐことを軸に考えだすと、人生見誤るというのもわかる。


うん、原点に立ち戻る必要があるかも。






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