突然の悟り

普通なんかの悟りって、何かとの出会いによるもので、家から一歩も出ずに起きるものじゃないと思ってたけど、今日私には私の人生における重大な悟りが訪れた。

少なくともそう感じた。
何を今更って感じで、わかってはいるけど自分に隠している何かがあることも、ずっとわかっていて、でも何を自分に隠しているのかずっとわからなかったが、今日明確にわかった。

っていうかわかってることなのに、隠してきていたことにもすごくびっくりした。

なんてことはない。
私は真っ赤な発達障害なのだ、おそらく。
発達障害グレーゾーン傾向がある、なんて程度のものではない。
わかってたことだ。

発達障害があるから生きづらくて、だから結構な頻度でうつ状態になる。

特に社会生活に困るほどじゃないし、、。
いいえ。
めっちゃ困ってた。
ひどい遅刻グセがどうしても直せなくて、私なんて死ねばいいのに、としょっちゅう思って、立つ背がなくなって追い詰められてた。

いつもいつまでも働けるかわからなくて、なんとしても自分でビジネスをやらないとと思っているのも、自分が社会不適者だとよくわかっているからだけど、それを真正面から認めることは逃げることだと思ってた。

でも、社会不適応というか、なんのことはない発達障害だったのだ。

というのは、境界性知能が大人になるまで見過ごされていて、本人はすごく生きづらかったという話をあべまでやってるのを見て、たかまつなな？が、予防のために精神科に行って心理テスト、知能テストを受けたら、発達障害の傾向がすこーしあった、と言っていた。

それで私も、受けてみたいなと思ったのだ。
そもそも自分の知能も知りたいし、発達障害の傾向があるのかもわかったほうが良いように思った。
でも知ってなんになる？
別に今日常生活に困ってなくない？

そう思いながら、、いや。
今たまたまそこまで困ってないだけで、基本的にはずっと困ってきた。
そのことを自分に隠して、なかったことにしてた自分に心底びっくりした。


この期に及んで認めないのかと。
わかってる、昔は。でも今はそこまで偏見もない時代なんだから。自分に偏見を持たないで。
今だから、猫も杓子も私もADHDって言ってて、別にそこまで悪いイメージないと思う。

もしかしたら、そうやって、パカっと頭があいたような開眼した気持ちになったのは、5000万円のせいかもしれない。

働かなくても、誰にも文句言われることなく生きていける可能性。
こんな私のままでも生きていける可能性。
それで安心したから、己の性向を認められたのかもしれない。

というわけで近々WAISを受けに行こう。
数万円払って受ける意味？とか、今精神科に行く理由？とか、ちょっと考えはしたけど。

こういうのって、うつ状態だと、病院に行く気力もないから、元気な時に行くのがいい、多分。

もしかしたら、境界知能とか、学習障害とか、何が違うことが生きづらさの原因なのかもしれないし。

まあたぶん発達に凸凹がある。
でもどういう凸凹なのか、どの程度の凸凹なのか、今は知りたい、より良い人生のために。

さて今日はDMM英会話で、大好きな先生と会話。
兄弟の話になって、兄が大人になって家を出てから、急に全ての親からの関心が自分に向けられるようになって、しんどかった、それまで兄が盾になってくれてたと実感した、という話をペラペラとした自分にびっくりした。

もう何十年も前の話なのに、確かにそんなことはあったけど、もう昔の話すぎて普段は記憶の端にも上らないのに。。
でも少なからず私の核となる部分の話でもあり、それを先生が面白がって興味を持って聞いてくれてたのがなんだか嬉しかった。
今日、ゴジムで岩井志麻子が、14才の私も、9才の私も、私の中にずっといる、と言ってて、私はとてもいいなと思ったんだけど、そういうものよね。

私は中年の年齢だけど、たぶん私が14才の時に感じたリアルな感情というのは、まだ10代の頃の記憶が鮮明にある20代にも何か通じるものがあるんだと思う。

ちなみに先生はいつもどおり期待を裏切らず。
昔は超内向的で誰とも口を聞かなかった、家が世界で一番安全な場所。
家が大好きだから家から仕事してるといって、私の心を完全に掴んだ輩なのだが。

今回も、兄弟について聞いてみたら、5人兄弟のまん真ん中で、他の兄弟誰とも特に仲良くなく、1人だけ家にいて、家で店をやっているお母さんにくっついていて、外から帰ってきた兄弟にいつもからかわれ、特に好きじゃなかったらしい。
いい。