告白します。私は夫に内緒で2億円稼ぎました。 という本が案外まともな件について [ビジネスまわり]
さあ、才能に目覚めよう [ビジネスまわり]
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカス バッキンガム
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
という本についている性格テストを受けた。
ストレングス・ファインダーだっけ?
私の資質は。
上から順に。
着想
内省
収集欲
指令性
調和性
なんじゃこりゃー!って最初は思った。
かっこわりい、とも。
でもよくよく考えてみれば頷ける。
確かに私はこんなやつなのかもしれない、おしなべて他人と比較するならば。
確かに私は常に一歩上ゆく切り口やアイディアを求めているし。
考えることが、三度の飯より好きだし。
そして結構正義漢だし。
それでいて争いや競走を好まない穏和な性格だし。
確かに志向=着想、嗜好=内省、主義=指令性、性格=親和性って感じだ。
すべてが足を引っ張りあうこともありバラバラな気もするが、現状そんなもんだろう。
そして、、現状とっている行動=収集なのだと思う。
ここが一番トホホである。
要するに、何処にも向かってないのである。
せめて学習欲とかさ、もっとあるかと思った。
生まれもった資質でもあろうが、なんとも現状の自分を突きつけられた。
どこかへ向かいたい。
疲れきって休むことしか考えられなくなっていた2年前から、ゆるゆると時がたち、そのエネルギーが熟してきたようだ。
本田式サバイバル・キャリア術 [ビジネスまわり]
起きていることはすべて正しい [ビジネスまわり]
起きていることはすべて正しい 勝間和代
起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
- 作者: 勝間 和代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/11/29
- メディア: 単行本
1年ぐらい前だろうか・・・、ビジネス書にとんと疎い私であるが、めちゃくちゃ売れている
ビジネス書の女性作家がいると小耳に挟んでいた。
名前も忘れていたが、確かこんな名前だったかな、と思った。
たまには話題の本を買って、世を知るべしと思い、手に取った。
題名と、「私は32歳が迷いのピークでした。中間管理職になって3年」という帯に
惹かれたのである。
?そう、私は32歳。
近頃しきりに、女性として管理職をやることの難しさを痛感していたのである。
だからこそ、しきりにそこをうまくやっている女性を知りたくなる。
いいんである。この本がカスであったとしても。
それでもこれだけうまくやれているなら、それはなぜだか知りたい。そういう思いで手に取った。
今、アマゾンの書評を読んでみたが、批判は的を得ている。
確かに、ちょっと自分や自分の仕事・まわりの人の宣伝本な部分は否めません。
厚さのわりに意外と中身がさらっとしていて、他の本の紹介本みたいになっているような。
もしくは、盛り込みすぎで、ひとつ一つがさらっとするしかないのかもしれません。
だからといって、悪い本だとは思いません。
メンタル筋力をつけるということについては、もともと非常にメンタル面が弱かった作者が強くなった、これは技術や訓練で鍛えられるのだ、という話については説得力があると感じました。
メンタルの弱さに日々凹む私としては、勇気付けられる話です。?
そして他にも極めてまっとうな正論も多く、ぜひ明日から取り入れたいなあ、と思ったわけです。
わたしがこの本から取り入れたいなあ、と思ったことは。
1 とにかく反応・判断を含め行動をすばやくすること
2 なかでも「潜在的にピンときたもの」に対してすばやくアクセスすること。
3 ねたまない、ぐちらない、おこらない そして アサーティブな振る舞い
4 賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ
5 とにかくインプットを増やすこと 身近なところではまず本をもっと大量に読め 投資を惜しまない
6 起きていることを愚直に受け止め、問題解決していくこと。もしくは失敗の芽は早めに摘み取ること。
目新しいわけではなないまっとうなことだけれども、普段うすうす思っていたことを、
きっちりと言われると「確かに」と納得することもあれば、「そうかー」と認識を新たにすることも。
多読とか、怒らないことなんかは後者。
質の高さより量を大切にする情報の仕入れ方には懐疑的だったし、時には叱ったり怒ったりすることも大事だと思っていた。
でも、自分の今の状況を考えると、二つは確かに、作者の言うとおりだと思う。
捨てることができない人は、圧倒的にインプットが足りない、というのもうなづける。
目指すべきは、大量のインプットと大量のアウトプット。
これは、尊敬する上司がそういうタイプだったので、わかってはいたのだけど。。
人間関係が苦手で、人間関係からの学びが少ないなら、その分、本から補えというのは新鮮だった。
ますます人間関係から遠ざかりそうではないか、と思っていたけれど、得意分野から攻めるというふうに考えれば、確かにありだ。
あとは、経験より歴史、という言葉。これは眼からウロコでした、カンペキに。
でも確かにその通りだ。経験したことしか本当にはわからないし、経験から学ばなくてはしょうもない。でも、確かに自分の経験なんてちっぽけなもので、そればかりに頼ったら、先細りそうだ。
あとは、普段からずっと思っていたことは。
アサーティヴな振る舞いと、ピンときたものに反応すること。これは本当に正しいと思う。
あとは行動力。なぜ私に行動力がないかといえば、やっぱり捨てることが怖いからだと思う。
ようするにあふれるばかりのインプットがあれば、怖くないのだ。
人を動かす (もしくは 友達のつくりかた) [ビジネスまわり]
- 作者: デール カーネギー
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10
- メディア: 単行本
人間関係についての現代の古典とも呼ばれている本だそうで。
良書という評判を聞いたので読んでみた。
どうすれば、そうしたくなる気持ちを相手に起こさせることができるかを考えた言動をすること
焦点を相手にあてること
強い欲求を起こさせること
相手に純粋な関心を寄せること
他人に関心を示すこと、そしてそれが双方にとって利益があること
相手が喜んで答えるような質問をすること
他人の関心のありかを見抜く研究をおこたらないこと
などが大事なようですよ。
原題は「友をつくり人を動かす法」というそうです。
私は原題のほうがドキリとします。
「友をつくる」と「人を動かす」が繋がってるの!?感がドキリとさせるのだと思う。
なるほど読んでみると、原題のままのことが書かれているのがいいところ。
「人を動かす」というと、とても嫌な感じがしますが、中身を読んでみるとそうでもない。
営業マンとかなら常識なことが書かれているのかもしれないので、むしろそういう人より、
友達づくりが下手な高校生や、きかんぼうの我が子に困り果てた子育て中の方やらに薦めたい気持ちになりました。
ようするに「北風じゃなくて太陽になりましょう」って話なんだけどね。
人は自分がしたいことしかしない。
その大原則を忘れず、それでも人を好きでいること。。。
セレンディピティ [ビジネスまわり]
なんだっけ?幸運に出会う能力だっけ??と、ググってみると、
偶然から幸運を見つけ出す能力と出た。
なるほど、なるほど。
そういえば最近、「仕事は楽しいかね?」という本を借りて読んだ。
この本は、幸運は偶然掴むことが多い=つまり偶然をできる限り誘発するよう、行動範囲を広げ、行動パターンを増やせというように私には読めた。
そしてセレンディピティは、偶然からいかに拾えるかという話で。
結局、両方ですよな。
どんなに、ヒント満載の状況に出会っていても、何も気づかなければ、それまでだし。
いつもとほとんど違わない日常真っ只中でも、気づく能力が研ぎ澄まされていれば、何かひろえることもあるだろし。
もちろん、一本裏道を通ったことで発見があることもあるし。
商売に勝つヒント [ビジネスまわり]
でも、あながち、でたらめじゃあ、ありません。
下の写真を見てちょーだい。
これは中野の大判焼きやさんの、芋あん入り大判焼き。
これは、国分寺だったかなあ~?のパン屋さんのパン。
こんなゆるキャラっぷりに、乙女心はつかまれるわけで。
味の問題じゃないんです。
心憎い一工夫のあるなしで、「どこも一緒のどんぐり」から、頭ひとつ確実に出るわけで。
こういうのは、商売に限らず、人間関係一般でもそうなのだろうなあ、とハッとさせられます。
大判焼きなんてほんと、メッセージの焼き印つきとかあったら私もっと買うかも。
「ありがとう」「ごめんなさい」「大変よくできました」「もっとがんばろう」とか。
しかった後の後輩や子供、ちょっと悪いなってときの友達や彼氏に、ちょうどよくない?
電通鬼十則 [ビジネスまわり]
電通鬼十則
1 仕事は自ら「創る」可きで与えられる可きでない
2 仕事とは先手先手と「働き掛け」て行くことで受け身でやるものではない
3 「大きな仕事」と取り組め 小さな仕事は己を小さくする
4 「難しい仕事」を狙え そして之を成し遂げる所に進歩がある
5 取り組んだら「放すな」殺されても放すな 目的完遂までは
6 周囲を「引き摺り廻せ」引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地のひらきが出来る
7 「計画」を持て 長期の計画を持って居れば忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生れる
8 「自信」を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらがない
9 頭は常に「全廻転」八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ
10 「摩擦を怖れるな」摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君は卑屈未練になる
ですって。
うーむ。
職探しにおいて、あいかわらず、理想と現実の間で引き裂かれてます。
昔は、硬いものを扱う仕事をしていたので、柔らかいものを扱う仕事が、遊びの延長みたいに見えて、あこがれました。しかし、ひとたび、柔らかいものを扱う仕事で疲れてしまった今は、あるんだかないんだかわからない規準に支配された山っ気のある世界よりも、硬派な世界に、心の安らぎを感じたりして。
まあ、それでも、戻ったら戻ったで、全然柔じゃない毎日に、働くってソーゼツって思うのでしょう。
無いものねだりなものよね。