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いい年こいてアイドルにハマることのいいこと、悪いこと。 [BTS]

表題のとおりで、キモイ自分にとまどっている最近の私に、以下の記事がクリーンヒット!


アイドル好きは「むしろ大人になってから」の理由 「仕事に疲れているとハマる」の声も





”ファンの間では、疲労によって思考力や判断力が鈍っているときに、アイドルの魅力に気付かされる、ということがよく言われている。仕事に疲れた心のすき間に、アイドルが入り込む――。まさに「いい年をした大人」ならではのハマり方といえるだろう。”

なるほどね!マツコ・デラックスががハロプロを見て心を浄化している」と以前言ってたそうだが、わかるわ、マツコは今は猫動画にめちゃくちゃハマってるとよくテレビで言ってるし。

アイドルがわちゃわちゃしている動画と、複数の子猫がじゃれあってたり、猫とあそぶ動画はすごく似ているよな、効果効能が・・とちょうどここ数日、私も思い始めたところだったもの。なんの生産性もないようでいて、とりあえずバスタブつかるくらいの癒し効果があるのだ。

ただし依存性がある。それがアイドル初心者の私は怖い。

特に素の姿を見せてるふうの動画を習慣的に見て癒されるようになると、本当に身近な人だというような錯覚がおきてくるのが超こわい。

私は見ていなかったが、多くの人がテラスハウスにハマり、番組の内容をリアルと錯覚し、出演していた女子プロレスラーの若い女の子が誹謗中傷を苦にして自殺してしまったが、何も日本に限ったことではなくて、世界中で同様の現象が起きている。リアリティ番組に人々が熱狂し、ヒール役を演じさせられた子にSNSで誹謗中傷が殺到し、自殺にまでいたってしまうというね。。。それを想起させるのだ。

つまり、メディアの中でのことなのに、メディアといってもSNSとかYoutubeで流される動画っていうのは、もう日常の一般人同士のコミュニケーションにもなっているから、現実と虚飾の区別、また大スターと知り合いの区別がつきづらくて混同してしまいそうな自分がいるのだ。

そしてBTSがこんなに人気になった要因の一つには、ファンとのつながり維持に、こまめなネット発信を有効活用してきたせいではないかとも言われている。

そう思うと、彼らがプライベート風の発信をするのが、時代とすごくマッチしているのだろう。

テレビと違って、SNSは世界中から見られるし。

コロナ禍で今みんなネット上のエンタメに費やす時間がさらに長くなっている傾向になるし。

さらに、最近のNijiUもそうだが、オーディションから放送し、怒られたり、プレッシャーで泣いている姿などもあえて放映して、アイドルとして成長していく姿を応援させる、という手法は、日本でも20年くらい前からあったけど、それも素の姿っぽいものを見せていく手法で、やっぱりハマらせるのに強力な手段なんだろうなあ。

さて、まずアイドルにハマる悪いことの一つは、先に上にあげたことじゃないかと思うんだけど、昨日ぞっとする経験をした。

帰宅途中、道を歩いていて、ふとBTSのメンバーの笑顔を、近所の顔見知りの子ども達とか、同じ会社の隣の部署の人たち、または自分の部署の後輩みたいな感覚で、そんな知り合い的な距離感で、ふふふっと微笑ましく思い出したのだ。

そんな自分に心底ゾッとしたんだよな。

いやいやいや、実在してないから!と、あわてて否定しつつも、いやでも実在してるんだよな、と、実在してないつもりで発信すると、花ちゃんみたいなことが起きてしまうわけで、実在はしている。そのバランスの危うさ。

人としては実在してるのに、発信されている内容は、実態とは乖離しているはず、というそのバランスをとるのが難しい時代だなとつくづく思った。

今までだって、ドラマにハマったり、漫画にハマったりすることはあった。

思えば朝ドラあまちゃんにはハマったよなあ。そして今私は、まさに、あまちゃんを見るような気持ちでBTSを見ている。

でもあまちゃんは創作で、BTSは実際に起きている現象・・?いや、人間だから!実在。

あまちゃんは創作だってわかってるから安心できたけど。。

そして今までだって大好きなアーティストはもちろんいた。ニルヴァーナとか、最も熱狂的にハマっただろう。

でもまだインターネットが普及する前の時代だから、たまにBEAT UKとか、深夜の音楽番組でちらっと動く姿を確認できるかくらいで、当時はロッキングオンの記事と、CDと、ミュージックビデオくらいしかない。

好きなアーティストを愛でることは、その作品を愛でることとほぼ同義だった。

その意味では、好きなアーティストというものは、好きなアーティストの創作物、つまり二次元みたいなもので、やっぱりドラマや漫画を愛でるのと同じくらい安心できる距離感があったよな。

いや、当時はそれでも、ハマりすぎて精神安定剤のように使っていて、中毒みたいになっていて、安心できる距離感ではなかったけど。

さてそうか、今はコロナの時代で、普通に自分の本当の友人や知り合いとも、SNSやらオンラインでばっかりつながってる。だから余計に距離感がよくわからなくなるんだなと思う。

この感じって、SFっぽい。

そしてどこか危険な香りがする。やっぱりリアルじゃないからな、おかしな感じになっていく気がする。もっと自分の生身の人生、生身の生活に関心と労力とを割かないと!と思う。

一方で、アイドルにはまるいいこともあるなと思った。

今日の私なんかは、なんかアイドルになったつもりで一日を過ごしてしまったわけで、激ヤバなんだけど、アイドルになった気持ちで過ごしてみると、いかに私は自分の外見の手入れを怠っているかにハッとしたわけだ。

服が適当で、化粧してなくて、髪型が酷いとかありえない。

どんなアイドルだって、最低限頑張れるところなのに!

もっと私、外見を全然底上げできるわけ。

先日も書いたけど、今世界で一番美しい顔といわれているキム・テヒョンだって、デビューほどない頃のVLOGとか見ると、みじんも絶世の美人感がないわけ。特にノーメークだと。なんなら私ルックスで勝てるのではないかと錯覚するぐらいに、フツーの子に見える。加えて当時は、まだ今のような魅せ方も確立されていなかったようで、ダンスもあんまりだし、今みたいな顔芸もあんまりだし、あまりパフォーマンス中に際立つ存在感がない。

そんな彼はいまや世界一美しい人だけど、色々自分の手入れや魅せ方を頑張ってきたんだろうと思う。

さらに英語とか日本語とか頑張って、筋トレして、ダンス頑張って、歌頑張って、作曲して、絵も描いて。

韓国アイドルはとっても頑張ってる。

パフォーマンスも勿論超頑張ってるけど、バラエティも全力で頑張って、SNS発信も頑張って、作詞作曲からアートディレクションまで、作り手としての実力も付けようとしてるし、ダイエットやボディメイク、化粧やファッションも頑張ってるし、もう全く美貌と才能に甘えてない。

私は歌ったり踊ったりできないんだから、せめて英語は負けたくないわ、と思った。

そして、外見を最大限美しく保とうとすることは良きことだ、という新しい価値観が降りてきた。

今まではあまりそう思ってなかった。日本では、こと外見については、生まれ持った美しさを羨ましがる傾向が強かったように思う。顔が小さいとか、脚が長いとか、ハーフ顔、とか色素薄い系、とか、そういう変えられないところ。だから、なんだか私は、美しい外見に価値を見出すことに対して、そっぽを向いてきた気がする。

だけど私と同じ東アジア人のアイドルBTSは、夢を与えてくれた。

たとえば私がビヨンセやリアーナやテイラーやアリアナになりたいと思ったって、人種が違いすぎて近づくことすら不可能だ。それに比べたら、圧倒的に近い外見の彼らが、その才能によって、姿の美しさまで世界で認められる。

私だって、努力すればもっと今よりは魅力的な生き物になれると思わせてくれる。

という、そういう前向きな気概を与えてくれるところあるんだよ、アイドルは。

あと、アイドルソングもいい。けっこう啓蒙的な歌詞が多いから、それに普通に励まされたりしてるし。

特にBTSはアイドル・・って思ってると、いやダンスとか歌とか演技力とか、タレント力とか、全部本業の人に負けてなかったりするから、本当に馬鹿にできないのが、啓蒙力高い。

さらに、それでも彼らは求められる部分、アイドル業もしっかり真摯にファンに感謝して、プロフェッショナルにこなしてそうなのが、いい大人な私も、しっかり人生頑張らなくっちゃと思わせてくれるのだった。


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ブレイディみかこ「ワイルドサイドをほっつき歩け」感想 [読書メモ]

ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたち

ワイルドサイドをほっつき歩け ――ハマータウンのおっさんたち

  • 作者: ブレイディみかこ
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2020/06/03
  • メディア: Kindle版
ご存知、ホワイトでブルーでイエローのブレイディみかこさんの本。
私はこっちの方が好きかも。
ホワイトで〜は、ちょっと子供向け優良図書な感じで、息子の優等生ぶりも彼女自身の教育の仕方の優等生ぶりも
正しすぎて眩しいような、若干鬱陶しいように感じた記憶がある。
もちろんそれ以上に関心したり共感したりした点もあったとは思うんだが。
ここにおそらく感想をメモったと思うが、なんて書いたかはあえて今は読み返さずにまずこれを書く。
こっちはもっと、英国の労働者階級の現在60歳くらいの人たちの哀愁漂う感じが良かったな。
私は30歳くらいの時に出世競争で、ガラスの天井を感じて、
男たちのドロドロした足の引っ張り合いも目の当たりにして、
会社員は嫌だと、いつかは起業しようと思うと同時に男という生き物がかなり嫌いになった。
逆に言えばそれまでは割と好きだったんだと思う。
そしてそんな時に男嫌いになったらいかんと、男の何が好きだったか
思い出そうと思って手に取ったのが梅佳代の男子だった。
男子

男子

  • 作者: 梅 佳代
  • 出版社/メーカー: リトル・モア
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: ペーパーバック
そこには私が好きだった男というイキモノのエッセンスがつまっていた。
馬鹿なことが出来てしまうシンプルでかわいい男子という生き物が好きだった。
さてこれを読むと、その梅佳代の男子を思い出した。
男子が、小学生男子なら、こっちは60歳のおっさんの男子的な側面に光を当てている感じというか。
作者は、おっさんは世界中で悪者にされているが、それだけではない、愛すべき部分もあると言いたかったと前書きで述べていたが、その意図どおり、十分におっさんの良心と哀愁を感じられた。
こんまりにハマったり、金目当てのタイ人若妻の連れ子の世話をせっせとやいたり、ホームレスの若者を泊めてやったら金目のモノを全て盗まれたり。なんというか寅さん的な人情がある。
寅さん見たことないのでイメージで言ってるが。
私はけっこう同僚のおっさん達と同僚トークするのはそれなりに好きであったしなぁ。
結局、男女関係とか、出世とかが絡まない、ただの友達とか同僚としてはやっぱり男という生き物は好きなのである。
がこれまた男女関係となると難しいんだよな。
さらに経済格差、人種、国籍の違いが絡むとまたね。。
東南アジアで暮らしてた頃、外国人として、または先進国の人間として西洋人の側に共感し同情する
こともあれば、アジア人として、ローカルの側の人間に共感して同情することもあった。
そしてこの本を読むとどうやらイギリスでも事情は同じなんだなと思った。
茶飲み友達とか、同僚とか、趣味の友達くらいの関係性が気軽でいいよね。
とはいえ、カップルとか夫婦というユニットとして持ち物をシェアする、家族になる、そういうことの良さもやっぱりあるんだよね。リスクもあるけど、代えがたい良さがある。
この本は、ブレディみかこが、身近なおっさんだけでなく、あわせて身近なカップルについて、語っている。
ありなのか、なしなのか、なんで彼らは一緒にいるのか・・想いを馳せている。
なので、私自身、リレーションシップのいい塩梅のあり方ねえ、とふと想いを馳せるような本だった。

犬を愛でるように、違う種類のイキモノだと思って、面白いイキモノだね興味深い!そういう言動しちゃうのか!というくらいの距離感で、気分転換と癒しみたいな、それこそ茶飲み友達程度のことだけ期待するか、抱き枕程度か、またはお前も今日も生きてるんだね、という金魚程度のことか、それくらいしか期待せず、なんなら大型犬くらいのことは期待したいけど、そうやって犬を飼うように一緒に暮らしていけたらちょうどいいんじゃないかと思ったりすることはよくあるんだけど。


どうなんだろうかな。


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坂口恭平躁鬱日記 感想 [読書メモ]


坂口恭平 躁鬱日記 (シリーズ ケアをひらく)

坂口恭平 躁鬱日記 (シリーズ ケアをひらく)

  • 作者: 坂口 恭平
  • 出版社/メーカー: 医学書院
  • 発売日: 2013/12/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
私の中の坂口恭平ブームはそろそろ終わり。
この本も面白かったよ。
特に奥さんのふーさんをすごく愛しているのが、この本からは伝わってきて、この本自体がラブレターみたいだなと思った。
それに坂口恭平は子供のこともすごくよく観察していて、発見して、毎日感動している。
身の回りの人物、つまり自分の奥さんとか子どものちょっとした言動や、散歩先でであった人との出会いに日々感動している彼の生き方。
すごく面白くて、手元に一冊買っておいておきたいくらいだけど、こちらも沼だ。
耽溺してしまって、ずるずるいくと危険な沼。
面白かった!と、インスピレーションだけ得て、距離をおいておいたほうがいい感じがする。
もちろん、自分のやりたいことだけやって生きていけたらそれが一番いい。
やりたくないことはしないで生きていきたい。
だけど、今の私はやっぱり全力で保険をかけにいっている。
バランスだな。
坂口恭一的な生き方を常に忘れず、見失わず、肝に銘じながらも、現実をサバイブ。


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BTS「アンパンマン」で眉芸のファンになり、テテになりたいと思った中年の話。 [BTS]

私はDynamyteをラジオで聴いて、billboard一位という衝撃からチェックし始めた人間。


米国ポップにしか聞こえないのに、韓流だと?韓流がビルボード一位!

こんなキャッチーでユニバーサルな曲を、韓国アイドルが!

という衝撃からBTSをyoutubeでチェックするに至ったんだけど、ハマったのは超絶キャッチーなdynamiteだけで、他の曲は試しに聴いてみても、あまりぴんとこなかったんだわ。


でもついに昨日、YouTubeでアンパンマンという曲に出逢ったら、すごく好きになってしまった。

ダイナマイトは凄いとは思ったけど、興奮したかととか、心に刺さったかとか、好きかどうかでいえば、同時期なら、King gnuの白日とか、米津玄師の感電の方がよっぽど高揚して震えたわけである。

基本どちらかといえば、私はポップスターよりロックスターが好きなタイプだし、まあそんなもんだろう。

だけどアンパンマンは尊いね。

私、なんでアイドル目指さなかったんだろう、若い頃。

私アイドルになりたい、なんならテテになりたい、と思った。


だいぶ面白いが、ほんと若い頃にそんなこと全く思ったことなかったんで、びっくり。

何がそう思わせたのか、と考えると、やっぱりもうBTSがアイドルの枠を超えて、アーティストの完成度があるからこそカッコいいと思わせられたのかも?

あとテテの何が、そんなに惹かれるのかといえば、突き詰めていくと、やっぱり顔芸のセンスじゃないか。

顔芸というか眉芸。

顔をしかめたり、眉をくいっと上げたり、ウィンクしたり、あれを一瞬だけバンって決めるのが、なによりかっこいい。しかも、ちょっとニヒルな表情だったりする、その辺のセンスもいいんだよな。

曲以外では天真爛漫だったり天然だったりする感じで、気取ってかっこつけてる感じではないから、嫌みがないのかも。

テテのダンスの何がかっこいいのかを分析しているダンスの先生のユーチューバーの人が言っていたが、そのダンスのセンスに、顔芸のセンスも通じているんだろうな。なんというか、センスがいいんだ。



そしてもちろん、それが映える立派な顔を持っているというのもあるけど、私の個人的調査によると、こんなに世紀の男前、といった顔になったのはここ数年みたいだ。


デビュー当時の2013年ころの動画とかを見ていると、もともと小顔でスタイルはよかったのだろうが、ひょろっとして、ひゃいひゃい笑ってる男の子って感じで男前感はなく、化粧をしてれば今の面影があるが、化粧を落とすと素朴な感じで、CG顔と言われる今とは乖離がある。

成長で骨格が発達して、彫りが深くなったりすることもあるかもしれないが、輪郭がここまで整うものなのか、削ったり埋めたりしてるんじゃないかと思ったりするが、まあわからん。


2015年ころのPVとか見ると、顔面偏差値が圧倒的に高いのはジンであって、PV見ても顔アップシーンの担当は彼。ジョングクとテテは2020年の今ではグループ内で1,2を争うイケメンみたいになっているが、当時はビジュアル的にまったく目立たない。


むしろ腕と腹筋の筋肉を見せびらかしてたジミンのほうが、ひょろひょろで顔もぱっとしない二人よりもビジュアル的に目をひくくらいだった。わからないものである。

まあ、そういうところが韓国スターのいいところだよな、かわいいは作れる、顔じゃない、っていうことを教えてくれる。


しかし今、グクとテテのツーショットに力があるのは、やはり二人のビジュアルの強さだと思った。

やっぱりビジュアルって力になるよな。

まあ逆に、PVみてると、ダンスとか演技とか、ビジュアルばっかり目に入ってきて音に集中できず、音だけ聴いたら、やばっ普通にポップスとしてかっこいいんじゃん、と逆にびっくりしたけど、アンパンマン。



さてアンパンマンに戻るが、私はアイドルのパフォーマンスとして、ほんと最高じゃないかと思う。

歌詞がいいんだよね、まず。


「強くてカッコいいスーパーヒーローになりたかったけど、なれなかった。弱くて傷だらけでよくビビる。アンパンあげてお疲れって言うことしかできない。でもいつでもすぐ駆けつける。そんなアンパンマンみたいなヒーローになるよ!」というような歌詞なんだけど、日本人としても嬉しいわけ。

アンパンマンについて、やなせさんが亡くなった時に、アンパンマン誕生の背景をきいて、すごく感動したんだけど、その精神の翻訳として間違ってないし、アイドルスターの姿勢として正しい。


さらに、曲もキャッチー。

そして、パフォーマンス。

ダンスも結構激しいしキレキレのカッコよさもありつつ、ちょっとまぬけでコミカルな演出もあって可愛くて、アイドルポップスターとしての魅力を多方面からめちゃくちゃ引き出せてるし、多幸感も感じさせてくれる。

それにBTSという、まぬけさや弱さも曝け出しながら、カッコよさと可愛さとコミカルさを全部武器にして戦ってる、だけど子供たちの生きるお手本にもなるべき清く正しく美しいアイドルグループという、グループの性格にものすごくマッチして、その魅力を引き出してる歌詞だし曲だし演出だと思うの。


いや、いいもん見せてもらった。かわいい、好き。




わかるかしら、このPVの静止画の戦隊モノのヒーローを真似してる5歳児っぽいポーズ。

へなちょこスーパーヒーロー感。

この演出ほんとに大好き。

特にこのPVは、ホビとキムソクジンの魅力をよく打ち出してると思う。

もちろん冒頭の「Wait for you, anpanman~」のテテの入りの声も各所の眉芸も最高だし、SUGAもすごくいいんだな。だけどジンのへなちょこガッツポーズダンスがすっごい曲にも彼にもあっているし、さらにキレキレへっぽこヒーロー感が似合う健気なホビ、、。。

と思って見なおしたけど、やっぱり顔芸というか、テテ以外もマンネラインは総じてアピールがすごい上手だなあ、自分のパートが終わった一瞬、みたいないいタイミングでカメラ目線で最高の笑顔を投げてくる強さ。

この押しの強さ、厚かましいくらいの自己アピール、自信みたいなのはやっぱり、ハッとさせる、記憶に残させる上で超重要で、皆見習わなきゃいけんね、と、日本のアイドル業界を背負って立つような気持ちになった私は誰だ。


話長い・・止まらない・・・ほんと、私はいったい何やってるんだ。

とも思うけど、まあもうレディー・ガガとかビヨンセみたいなもんだもんな、BTS。ある意味。

世界のポップスター。そりゃあ、初めて知ればパフォーマンスにすごいってなるよなってことで、痛い自分を自己弁護。


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頭が腐った!! [BTS]

危ない、アブナイ。

一日にして、腐女子って、なんで腐女子っていうのかわかった!

頭が腐るからだ。

と思った。


昨夜、BTSのBL疑惑の沼に沈んでしまった私は、今日の午前中、講義を受けていても、ぼんやりとした昨夜の動画のイメージが浮かんでくるようになっており、頭が腐った!!!と思った。

おそろしい。

実体験で色ボケするならまだ意味あるけど、自分とは全く関係ない世界のほとんど二次元の話に何ボーッと耽溺しているのだろうか、なんの飯の足しにもならないどころか、むしろ頭がおかしくなるという点においてマイナスではないか。


ガチで出来てるとか、出来てないとか。

ファンタジーの世界である。

メディアの中に放映されるポップスターが発信しているイメージなんて、創作であり、ほとんど二次元と何も変わらない。


という当たり前のことに、流石に昼間なのでハッと気づいた。

あぶねー。


だけど、やっぱり強力なんだねー、すごいことだ。

魅力の世界。

オタクは地下アイドルのために何枚もCDを買ってあげたりするんだもんね、実際に経済をまわすパワーがあるという意味では実体があるんだろうけど。


さて、あと思ったんだが、やっぱり信じるか信じないかはあなた次第、っていう、そこが肝なんだなと思った。

だから気になっちゃう。

これが、大っぴらに公言してたら、もしかしたら、全然面白くないのかもね。

という売り方の作戦なんだろうな。


さ、もう忘れようこの話は笑。

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BTSの各人の顔がすっかり識別可能になったばかりか。。 [BTS]

私は、TOP 100でDynamyteを聞いて、ふつうにUSポップかと思ったら韓国かー!!とびっくりして、

それからすっかり、BTSが気になってたまにYouTubeで見るようになり。


最初は全員同じ顔に見え、だんだん何人か見分けがつくようになり、最後まで見分けがつかない人がおり。。

という感じだったのだが、気が付いたら、すっかり見分けがつくようになった。


そんなころに、ふとまたTOP100を聞いたら、今度は Life gose onというコロナ禍を意識した曲でまたNO1になっていた。すごいな、そりゃ私も顔を覚えるよな。


しかし私が彼らの顔を識別できるようになったのも、一人何種類もある呼び名もすっかり理解できるようになったのも、BTSファンの人のありあまる愛のこもった日本語解説つきの解説動画をたくさん見たからであり、

さらにやっぱり時代だなーと思うのが、BTSが売れたのが、わちゃわちゃじゃれてるシーンのVLOGをたくさん

SNSにあげていたからということで、なるほどなーと思う。


私はこの年にしてやっと、アイドルにはまる人の気持ちがわかった。

昔むかし、ややアイドル好きの男友達が、AKBとか、女子高生の群像劇みたいな学園青春もの映画のことをさして、「男ってものは、女子が群れてじゃれているところを見てるのが好き。見てるだけで幸せになれる」みたいなことを言っていて、そうなんか??!とびっくりしたことを思い出したが、バンタンなんてまさにそれを売りにしてるもんなー。


しかも、腐売りというのか、BL風にして、キャーキャー言われるというのも狙ってるらしい。

BLって日本発祥の文化のはず、、、。

それが世界中の女子に広まっているというのは知ってたけど、もはやbillboardナンバー1の世界的アイドルグループに対して、日本のファンだけでなく、世界の女子がBL的な目線で楽しんでいるというだから、なんかほんとアジアすごいって感じだ。


もちろん、ファンのうちの一部が、ということなんだろうけど。

でも、ファンになって、彼らの動画をじっくり見れば見るほど、あれ???!って思い始めることのようだ。

ファンってすごいなーと思うんだけど、ファンが編集した「テテとジョンググ怪しい」と思わせる瞬間を編集した動画とか見てると、私もあれ??と思い始めた。

いくら韓国人は男同士でも普通に飲みながら隣の男の太ももを触りまくる、とか聞いても、踊りすがりにさっと乳首触る?そして触られたほう、嬉しそうにする?というね。

ビジネスでそこまでやるのか、それともリアル少女漫画の世界なのか。

さらに今度は「グクミンがガチ」という話もあるようで、、でもこっちはなんかキャーッと言わせるために、二匹目のどじょうを狙って、わざとやってる感があるように、私には見える。

が、それはまあ、最初に私がグクテテ動画集を目にしてしまったという順番の問題かも。

まあでも面白い文化だよな、ほんと。


やばい、すでに私も沼にはまったね。

でも最初、ジョンググもテテも、そんな言うほどカッコいいか?どうせ整形なんじゃないのか?というような

若干反感の目で見ていたのが、二人が本当にカップルだったら?という目で見始めると、だんだん美しいお似合いのカップルに見えてきて、本当にカップルだったらどんなに楽しくて素敵な世の中だろう、と思う私はすっかり腐女子脳。


そう思うと、私がイケメンが嫌いなのも、ある種、女子にキャーキャー言われていい気になりやがって、というようなやっかみなのだろうな。

だからこそ、女子をとっかえひっかえ食っているかもしれないというのが、男のアイドルスターの現実という見方があるけど、そうじゃなくて、実は同じグループのメンバーと密かに一途に相思相愛だったら、と思うと、そんなやっかみがどっかに消えて、ただのかわいい子たちに見えてくるのだろう。



いやしかし、男女混合のバンドとかだったら、日本だって、その中で誰かと誰かが結婚することとかよくあるし、女子サッカーとかだと、チーム内で後々同性婚した人とかアメリカにいたし、別にグループ内恋愛がありえないことじゃないんだよな。



今べっとりしてるのがビジネスだとしても、ビジネスじゃないとしても、それはそれ、これはこれ、で、兄弟愛と恋愛は違うのよって感じで、おおかた、結局は女性と結婚するんだろうなあ。

とは思うけど、人気絶頂の時に、同性婚とかしてくれたら、すごい楽しい世の中だと思う。


私は氷川きよしにも松村雄基と結婚してほしいからな。

やっぱり、人気絶頂の人とか、まだまだ人気のある人が、ばばーんと行ってくれたら、世界は変わると思うから。

オバマ大統領が黒人初の大統領になった時の興奮みたいなものを、味わえると思う。


しかし私はだんだん見てるうちに、テテが好きになってきた。

かわいいだけじゃなくて、男性的なセクシーさもあるのがいい。


最初は、テテの顔が世界で一番美しい顔ってほんとかよ、という興味で凝視していたし、こういう顔日本に結構いるんじゃないか、いてもそんなにイケメン扱いされない顔じゃないかと思ってみていたんだけど、だんだんその顔の魅力に目覚めたのだろう。

それに、顔面担当、顔が強いっていう扱いがちょっと面白い。

二ホンだと、アイドルは顔が命みたいなところがあって顔が最高なら別格の扱いをされる気がするが、BTSではあくまで特技の一つ扱い、まるで日本でのお笑い芸人みたいな感じでいい。


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NHK ドキュメント72時間 千里浜 なぎさドライブウェイ [メディアまわり]

なんとなく見ていたことは何度もあるのだが、今日初めて番組名を認識。

テレビの底力よね、やっぱりYoutubeとか個人には出せないハイクオリティだなあと思う。

すごく良質なドキュメンタリー映画を見た気持ちになる。

というか、実際それに近いもんね。


毎回、場所を決めて72時間定点観測して、そこを訪れた人にインタビューするっていうものなんだけど、

今日の回は千鳥浜なぎさドライブウェイ。

砂浜が硬く固まるので、自動車で波打ち際をロングドライブできる珍しいビーチらしく、車好きの間では知名度があるらしいのだが、空いていて、とてもいいところ。


いつもそれなりに印象に残ったりするのだが、今回は私的にかなり刺さったので、覚書。


まず番組がすばらしいのは、30分番組と思えない密度の高さ。

おそらく10組以上の人のインタビューしているのだが、今日は何しに来たの?という切り口だけなのに、

なぜだが彼らの人生を感じさせるのは、場所選びがうまいからか。

こだわりがある、通好みっぽい場所には、やっぱりこだわりのある人がこだわりを持って訪れるからか。


そして、それぞれみんな興味深いのだが、さらっと次に行くところがいい。

意図的な感じ、説教くさい感じがしない。


さらに老いも若きも、一人で来ている人も、二人連れも、カップルも取りあげる。

そこがまた中立的な感じでいいのだ。


カップルの男性が、相手の女性を喜ばせるためにふたりで訪れるなど、誰かが誰かを喜ばせようとして

連れてくる感じとか、忙しい日常の中でゆっくりとした二人の時間をもとうとやってくる感じはとてもいい。


さらに一人でくる人もとてもよくて、忙しいであろう仕事の合間をぬって、またはその休日に、

極上の瞬間をもとうとする、その心意気をもてる余裕と行動力がいいし、愛車と海と最高じゃん、と思える趣味人の人生観みたいなものもいい。


そして本当にいろんな人生があって、若い人も、老いた人も、中年も、みんな人生頑張ってるなあ、と思えるのがすばらしいところよね。


だけどまあ一番自分に刺さったなあと思ったのは、以下の場面。


バタフライで海を泳ぐ80歳。その時点でただモノじゃない感じ。

石川プラントだったか?おそらく海外に色んなプラントを建設する会社?で働いてきた人で30カ国で働いてきて、現地のいろんな海で泳いできたという。ここはいい、海外を思い出す、ロサンゼルスの海っぽいという。


カメラをセットして星の撮影を試みている建設会社を経営する50代くらいの男性。

中学生の時に自転車でこの海に来て、夕陽のきれいさに感動して泣いた。

足を運ばないとわからないことがある。無駄足かもしれなくても行ってみるべきだ、と。


すっぴん眼鏡部屋着で海辺の片隅でスマホをいじってた20代前半の女性。

焼き菓子のパティシェだが、腱鞘炎で手が動かなくなりやむを得ず休職して、実家に戻ってきているという。

見れば腕には焼けどが治った後もある。仕事中のケガだったという。

仕事はとても好き。お菓子作りも好きだが、あげた人の喜ぶ顔を見るのが好き。

でも手が動かないから、ままならない。


BBQする50代のカップル。

交際歴は17年だが、結婚歴は1年。性格的に合わないところもあるし、お互いに仕事優先。

今まで何度も別れそうになったこともあるが、なんだかんだいって結局ずっと一緒にいるので、

昨年入籍することにしたという。


さて、でも一番心に刺さったのは、80歳バタフライの人。

ハードコア日本人、という言葉がふと浮かんだ。

私の思うハードコア日本人といえば、まずムツゴロウさん。

最近メディアに露出しないのでふと心配してググったら、去年くらいのインタビュー記事が

出てきて、まだ頭も体も達者なようで、安心した。

私は結構人生の初期でムツゴロウスピリッツを注入されているし、今彼のインタビューを読んでもまだまだ全然おもしろい。

頭がすこぶるいい人が、自由な考えと、行動力を持っていると、本当に面白いよな。


ホリエモンの話とか聞いていてここのところ思っているが、東大生は体力にも優れているケースが多いと思う。

もちろん頭も飛びぬけていいので、教科書を読んでそれを理解する速度がとびぬけて早く、しかも一度読んだら記憶できてしまう、というタイプの人もいるだろう。

だが、もちろん頭もいいが、それに加えてテスト勉強を計画通りに迷いなくぬかりなく遂行する力が高い、という要素が高い人も多いようだ。

そしてそれは、意志が強い、集中力が高い、などが言えそうだけど、それって結構フィジカルの問題でもある。


と、話は飛んだが、80歳の人みたいな人生に憧れる。

まだまだ海外旅行が一般的でなかったような昔のアメリカ駐在員とかは、今よりもっとかなりのエリートだったらしいが、それが80歳になった時の行動力にも表れているのがすばらしい。

海で一人で海パン一丁でバタフライ、というスピリット。

一流企業のサラリーマン、だけど、プラント建設という、どこかしら夢があって現場感満載な感じが、サラリーマンでありながらも、開拓者的な強さにつながるのか。


あと、最後に、もうひとり80歳くらいの読経している人が出てきて、50年間海外で修行していたが、コロナでやむなく帰国したという人だった。


老人をひとくくりにすんなよ、と本当に思う。

それと同時に、普通のおばさん、とか、普通の女の子、とか、そういうステレオタイプも本当崩されることを祈ってる。

もちろん、みんな属性どおりの一面は持っている。

誰だって、孫大好きな普通のじいさんの顔とか、オシャレ大好きな普通の女子の顔とかいった顔を持っているだろうが、それで「あああの人も普通の〇〇なんだ」ってわかった気になるのが早すぎるのは、自分や自分の同世代の人間と同じだということだなあ。


が、とにもかくにも、老いも若きも、日本人、いいねえと思えるのはいいよな。

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