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アートで候。 会田誠 山口晃 展 [美術メモ]

アートで候。 会田誠 山口晃 展 に行ってきた。
雨の 上野の森美術館。

前から読みたいと思っていた会田誠氏の漫画「ミュータント 花子」が売られていたので、
買ってきました。

アメリカの「シリアル」攻撃に対して、日本の朝食をなめるでないと、
花子の繰り出す「納豆タイフーン」とか、爆笑。
ていうか、その食べ物対決シーンまでは、「え、いいんですか」みたいな感じで、
ハラハラしながら読んでたんですけど、、、。

そして、ちょうど、会田誠氏と山口晃氏のトークショーみたいのもやっていたので、
聞いてきました。
座れなかったので、一時間立ちっぱなしで、なぜか非常に腰が痛く、「腰いてえ」と思いながらの
聴講でしたが、なかなか興味深かった。

特に、質問者への回答が。

自分の「スタイル」というものに対してどう考えているか、とか。
「芸大」をどう考えているか、とか。


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ギャラリーТОМ 「澁澤龍彦の驚異の部屋」展 [美術メモ]

ギャラリーТОМにて開催中の「澁澤龍彦の驚異の部屋」展に行ってきた。

ギャラリーТОМは、盲人(視覚障害者)が彫刻に触って鑑賞できる場所として1984年に創設された美術館、、ということで、触れる彫刻が常設展示されていることを期待して行ったのですが、常設展示はないようでした。

よくHPを読むと、
「いつでも視覚障害者が彫刻に触って美術体験をできる施設として機能してきましたが、近年は公立の美術館とは競合がなりたたず、運営自体も様変わりせざるをえない状況になってきました。」
とありました。

なるほど、そうだったのですね。

巌谷國士氏による写真展「澁澤龍彦の光景」は面白く、世界各国に、魅力的な光景があることを再認識させられました。
特に、イタリア ボマルツォの怪物庭園!!
ワタシとしたことが!イタリアに2回も行ったのに、こんなものがあるなんて知らなかった!!

行きたい!行きたいよう!
絶対にいつか行く。

ボマルツォの怪物―澁澤龍彦コレクション 河出文庫

ボマルツォの怪物―澁澤龍彦コレクション 河出文庫

  • 作者: A・ピエール・ド・マンディアルグ, 澁澤 龍彦
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1999/03
  • メディア: 文庫


ボマルツォの怪物 (1979年)

ボマルツォの怪物 (1979年)

  • 作者: 渋沢 竜彦
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 1979/06
  • メディア: -

澁澤龍彦 「驚異の部屋」
会場: ギャラリー TOM
スケジュール: 2007年04月07日 ~ 2007年05月20日
4月30日は開館
住所: 〒214-0011 東京都渋谷区松涛2-11-1
電話: 03- 3467-8102 ファックス: 03-3467-8104


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ヘンリー ダーガー 「少女たちの戦いの物語—夢の楽園」展 [美術メモ]

原美術館に、ヘンリー ダーガー展を見にいってきました。

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

  • 作者: ジョン・M. マグレガー
  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 2000/05
  • メディア: 大型本


美術手帖 2007年 05月号 [雑誌]

美術手帖 2007年 05月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 2007/04/17
  • メディア: 雑誌

原美術館には、前から一度行ってみたくて仕方がなかったので、ヘンリー ダーガーは、
もちろん前々から興味はもっていたものの、ついで、といったかんじでみてきました。
客層は、20~30代が多くて、靉光展とは好対照をなしていました。

原美術館はうわさどおり素敵なところで、屋上に出られて気持ちよかった!
庭に面したオープンエアのレストランも天気がよかったため、最高なかんじでした。

ヘンリー ダーガーに関しては、、うっとりするような花と色使いの楽園描写に、、
私は影響を受けたいと思いました。
あとは、少女たちを助けてくれるという架空の生物たち。

ヘンリー ダーガーというと、「孤独な生涯」があげられますが、
家主であるネイサン ラーナー氏とは毎日、顔をあわせていたそうで、、、
年老いて足腰が立たなくなり一人暮らしがおぼつかなくなったときに、
ヘンリー ダーガーは、ラーナー氏に、「老人ホームを探して欲しい」と頼んだとのこと。
その後、老人ホームで息をひきとるまで、ラーナー氏は何回か彼を訪ねたとのこと。

確かに生育環境に恵まれたとは言いがたい彼ですが、
年老いた時に、
①毎日、顔をあわせて、時に天気の話をするような関係の人がいて
②いざというとき、「老人ホームを探して欲しい」と頼むことができて
③その老人ホームに訪ねてくれる人がいた

のは、よかったなあ、と思いました。
夫妻の家に年老いた身寄りのない独身者が間借り、という選択が、日本でも一般的になれば、
結構、程よい距離感で生活が営めるのではないかしら、なんて思いました。

まあ、「レンズが割れている眼鏡を半年以上かけていることもあった」なんていう記述も
見かけたので、それをほっとく、というのが、適切な距離感なのかは、微妙ですが。
でも、立ち入りすぎない適切な距離なんだろうなあ、やっぱりそのくらいが。

そういや私の従兄弟夫妻も、アメリカに転勤時、アメリカ人夫妻の家に間借りをしたそうで、お互いに夫妻だから
安心感があるし、英語も上達したと言っていました。


ヘンリー ダーガー 「少女たちの戦いの物語—夢の楽園」
会場: 原美術館
スケジュール: 2007年04月14日 ~ 2007年07月16日
住所: 〒140-0001 東京都品川区北品川4-7-25
電話: 03-3445-0651



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靉光展 [美術メモ]

東京国立近代美術館にて開催中の靉光(あいみつ)展に行ってきました。

私は美術家を志してるくせに、実はそんなに美術ファンともいえません。

美術作品を目にして、なにかしら高揚をおぼえたのって、
実は、ゴッホとエルンストと山田かまちと伊藤 若冲 くらいな気がします。

て、そんな少ないわけないような気もするので、忘れてるだけかもしれませんが。

さて、しかし、その数少ない私に高揚感を与えてくれる作家に靉光氏も入れたいと思います。
私は好きです。

来場者は、渋い年代の人が多くて、若者が少ないのが意外でした。
若者へのアピール力がある絵だと思うのになあ。

ちなみに絵の特徴として「暗い情念」というキーワードがあげられていて、
それで一気に「バッチコイ」と思った気もします。

久々に、見て、「ふうん、いつか何かの参考になるかもなあ」じゃなくて、
直接的に創作意欲をもらえる展覧会でした。

靉光 展
会場: 東京国立近代美術館
スケジュール: 2007年03月30日 ~ 2007年05月27日
住所: 〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1
電話: 03-3214-2561 ファックス: 03-3214-2577


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異邦人たちのパリ 1900-2005 [美術メモ]

国立新美術館に行ってきたさ。

2000年だったか、パリに行ったときには、ちょうどポンピドー・センターは、改装中で見れなかったから、今回、東京で見れてよかったです。

エルヴェ・テレマク「ちょっと黒くて十分陽気なちっちゃな独り者」
が気に入りました。
あと、地下のショップが結構楽しかった。

そしてそして、黒川紀章展も同時開催していて、これがまた楽しかった~。
気になってるのは、金魚の彫刻。作者の名前を忘れてしまった・・。
検索して出てくるとよいのだけど・・。


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中村宏 図画事件 1953-2007 [美術メモ]

ピカピカのぎろちょん

ピカピカのぎろちょん

  • 作者: 中村 宏, 佐野 美津男
  • 出版社/メーカー: ブッキング
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本

今、東京都現代美術館で開催中の「中村宏 図画事件 1953-2007」を見てきました。
初期のルポルタージュ絵画も面白かったし、よく知られてる一つ目セーラー服女学生いっぱい出てくる時代のものも面白かったけど、90年代とか、ごく最近のものは、私にはよくわかりませんでした。

関係ないけど、中村宏は、松岡正剛の仲人を務めたそうでして、松岡正剛って本当に顔が広いなあ、と思います。

あと同時開催中の「等身大の約束」展も見てきました。
加藤泉という作家の彫刻が面白かったな。


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Annette Messager [美術メモ]

Annette Messager (La Creation Contemporaine)

Annette Messager (La Creation Contemporaine)

  • 作者: Catherine Grenier
  • 出版社/メーカー: Flammarion
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: ハードカバー
 
 
 
 
 
素敵!!


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自然光 [美術メモ]

ルイス・カーン―光と空間

ルイス・カーン―光と空間

  • 作者: ウルス ビュッティカー
  • 出版社/メーカー: 鹿島出版会
  • 発売日: 1996/09
  • メディア: 単行本

キンベル美術館

キンベル美術館

  • 作者: ルイス・I・カーン
  • 出版社/メーカー: 同朋舎出版
  • 発売日: 1993
  • メディア: -

自然光をどのように建物に採り入れるかをデザインする、「デイライトデザイン」という職能があるらしい。それを確立したのは、照明デザイナーのパイオニアと言われるアメリカのリチャード・ケリーなんだそうです。 

美術館に自然光を取り入れた建築として、有名なのが、キンベル美術館。建築家はルイス・カーン。
完成年が1972年であるにも関わらず、退廃美をかんじさせる非常に美しい建築だそうで、一度見に行きたいものです。

さて、自然光といえば、自然光で目覚めることを至上の喜びとしてる私ですが、朝の光を浴びることは、実際、人の自律神経のバランスを整えることに効果的で、精神安定上とてもいいそうです。

それはさておき、彫刻を初めてから私は、「写真は時に嘘をつく」ということを知りました。
写真は常に真実を写すものだと思っていたから私はびっくりしました。まあ、正確にいうと、写真が嘘をついているわけではなくて、写真を写したときの、光の当たり方によっては、実際の物の在り方とはずいぶんと違ったように現実が切り取られることがある、ということです。
ニュース写真など扇情的な写真に感情を動かされて全てを了解したような気になり、いろんな角度からの情報を仕入れて考えることを怠ってしまう、ということはいけないということは、多くの人が自覚していることだとは思います。
しかし、そこまでのことではなくて、ただの、単純なる石膏像の写真でも、本当にびっくりするぐらい、だまされてしまうのですよ。

そんなことは、写真を撮っている人にとっては当たり前のことなのだろうけど、彫刻をやるまでわかってませんでした。
光を味方につけるも、敵にするも己次第。
作品を作るうえでも、生活するうえでも、上手に自然光を利用できたらよいなと思うのでした。


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