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やめることからはじめなさい [読書メモ]

「やめること」からはじめなさい (星海社新書)

「やめること」からはじめなさい (星海社新書)

  • 作者: 千田 琢哉
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/11/25
  • メディア: 新書
 
 
 
 
 
 
 
まああれよ、最近流行りの断捨離みたいなもんで、そんなスゴい新しいこと言ってるわけじゃない。
断捨離だって、仏教の言葉だから、別にあたらしいもんでもないし、
そういや「捨ててこそ」ってことは、もう8年くらい前から寂聴さんが言ってるの、私自身も
仕事で繰り返し聞いてたわ。
 
だから思想としてはベーシック。
物理的にもそうよね、人間キャパシティには限りがあるんだから、最大効果を狙ったら、
まずいらないものすてないと、必要なものも入らない。
 
で、それなのになぜこの本を取り上げたかというと、ひとつは、
「わかってたって、誰かに力強く背中を押してもらいたくなるときがある」
ってところで、この本は価値があるということ。
 
なんか気弱になってるときに、「あれもせよ、これもせよ」と言われるより、
「あんなこと気にするな、こんなことせんでもよい」と言われたいでしょ?
だから売れるんだと思うわ。
 
それに、的を得ている言葉も多い。
 
・自分で「がんばってる」「努力している」と感じた時点で、好きなことじゃないから辞めちまえ。
 無意識に続けていることこそが、あなたの好きなことであり、人生だ。
 
・友達はがんばって作るものではなく、一人でがんばっていたら勝手にできてしまっているものだ。
 
・口にしたことをすべて行動に移していくと驚くように人とお金が集まる
 
・人生は短い。どうでもいい話などする時間はない。
 
・嫌なヤツと会うのをやめる。
 
・まあまあ好きな人と付き合うのをやめる。
 
・武勇伝を語るのをやめる。武勇伝語りは過去に生きている証拠だからだ。
 
・嫌いな仕事をするのをやめる。 
 
・愛想笑い、気遣いをやめる。
 
などなど。
ようするに、もっとわがままに生きやがれってことでしょ?
 
まあただ言えるのは、好きなことに付随するいやなことなら、
そんなにいやじゃないってことだ。
 
だから、そんなにどうしてもいやで仕方ないなら、
それって自分に全然あわない方向にがんばっちゃってる可能性があるだろう。
 
だけど、どうしてもやらないとならない嫌な事もあるんだよねー。
寝る前の歯磨きとか。風呂入るとかさ、体重管理とか、
スケジュール管理とかお金や資産の管理とか、
自分の身の回りのことはね、結局やるしかないんさ。
 
ていうかやらないと、結局あとでしっぺ返しがくるんさ。
 
だからそこは勘違いしちゃいけない。
 
でも、
 
●どうでもいい話をしない
 
●友達は無理につくるもんじゃない
 
●どうでもいいヤツと会わない
 
● 口にしたことをすべて行動に移していくと驚くように人とお金が集まる
 
 
このへんは常日頃、感じていたことなので、真理だと思う。
 
全部関連してるよね。
 
ようするに。
 
小手先じゃねえと。
 
やるべきことをちゃんとやってれば、うまく回ってくはずと。
 
友達づくり!なんて下手に小手先でがんばって、どうでもいい努力する時間があったら、
どうでもよくないことに邁進して、中身のある人間になって、必然的に中身がある交流をしろと。
 
ほんとそのとおりだよ。
俺、いつからこんなくだらない人間になってたんだろうな。
 
婚活だの、合コンだの、人脈だの、、、なんかそういうふうに無理矢理人と出会いコミュニケーションをとる
努力するのが、当たり前っていう現代の雰囲気に洗脳されてたのかもな。 
 
 
 
 
 
 
 

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