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日景忠男のことを想い、世界は良くなっていると確信する。 [気になるもの]

最近の私のメンタルは特に落ちてるわけではないのだが、三浦春馬のことがあってから、自殺に関するようなことをすごく考えるようになった。

といっても、どうやったら、自殺するくらい追いつめられる人が少ない社会にできるのか、とか、追いつめられている人を少しでもいい方に救う方法はないのか、とかがメインだが。


その中で、ふと沖雅也という俳優さんが昔いて、その人もキャリアが順風満帆のところで31歳で自殺を遂げたところが三浦春馬と似てる、という話題をネットで読み、自動的に日景忠男という人のことを知った。


日景忠男という人は、沖雅也と養子縁組をして義父になった人でもあり、沖雅也を売りだすために芸能プロダクションを立上げその社長をやっていた人でもあるそうな。


ただの大パトロンだったのか、本当にカップルだったのか、その間のような関係だったのか、本当のところは私が知る由もないけど、沖雅也の遺書の内容が本当だとすると、日景忠男に対しての15年間におよぶ温かい思いやりを大変に感謝しています、とつづられており、けっしてどちらかがどちらかを利用しているような、下衆な関係ではなかったのではないかと思う。


また日景忠男が「沖雅也は本質的にはゲイではなくて、それどころか大の女好き」と書いているところを見ると、”本質的には”というからには、それでも日景忠男とはそれなりに結ばれていたのかもしれない。


さてそんな日景忠男が、沖雅也が自殺したあとに会見でボロボロ泣いている映像に、笑い声がかぶさっているものをYouTubeで見た。


なんて悪趣味な編集?と意味がわからなくて愕然とした。

が、動画のコメント欄を見ると、これはYoutube動画として編集されたものではなく、当時から笑い声とともに放映されていたことを記憶していた人が複数いた。

当時は、気持ち悪いホモがボロボロ泣いている=笑っていい、という構図になっていたそうだ。


なんてひどい。

日景忠男も、けっこうめちゃくちゃな人で晩年は、横領したり逮捕されたりしてたみたいだけど、親しい人が自殺してショックを受けて泣いているのを笑う、とか今では考えられない話だ。


私は世界はよくなっているんだな、と感じた。


人間の本質はそうそう変わらないから、今だって異質なものを気味悪がって排除しようとしたり、弱いものをいじめてうっぷんを晴らしたり、ジョークってことで人を笑いものにして貶めたりする。


それでも、インターネットやSNSというツールを得て、弱いもの同士が連帯したり、告発したりしやすい世の中になってきたし、以前よりずっとましになっているんだと思った。


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