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インドを去って。(ヨガ留学終了!) [旅行メモ]

ついさっき、インドを去った。
いやまだインドの上空にいるのかもしれないけど。
インドはなんてったって広いからな。

終わった・・・・!!!

この感覚。
「・・・!!!」と、ジェットコースターを降りるときの感覚に近い。
終わってホッとしたような、名残惜しいような、なんともいえない「!」。
まあ言ってしまえば、ジェットコースターみたいな一ヶ月だった。

しかし確実に濃かった。

色んな要素があり過ぎて、どこにフォーカスしていいのかわからない。

フィリピンは、英語、フィリピン人、日本人との交遊関係、フィリピンの海・・・
というまあ4つ位だったと思うけど、日本人との交遊にはそこまで重きを置いてなかったし、
なんてたって英語を喋れるようになりたい!!!!って気持ちが超大きかったから、
優先事項もサッパリしてた。

①英語、②フィリピンLOVE ってとこか。

インドは、①英語、②ヨーロピアン、③ヨーロピアンとの交友関係、④ヨガ自体、⑤ヨガ留学生活、⑥インド、⑦リシケシ、⑧フィリピンとの比較

みたいな感じかな。
リシケシでの生活、リシケシという街が特殊すぎて、なかなか「インド」としてくくりきれないんだよね。
インドにしてインドにあらず、みたいな。
インド人に囲まれてたわけじゃなくて、各国の生徒に囲まれてたわけだし。

というわけだけど、まあこれは日記だし、印象が強かったこと等から、覚え書き的にぽつぽつと書いてくわ。

ていうか、今飛行機の中だけど、周囲に誰も日本語読めそうな人がいないって、こういう時いいよね。
これ、まわりが日本人だったら、ここで日記書くの抵抗あるもんなー。


さて、フィリピンとインドの比較。
リシケシはほぼ、外国人向けのマーケットと庶民向けのマーケットが完全にわかれており、
庶民向けの店に、外国人が欲しそうなものはないし、外国人向けの店はそこそこのお値段。
まあ安いっちゃ安いんだけど、無限堂と変わんなくない?ってくらい。
外国人値段ってかんじ。
でも周囲の生徒はやっぱり金銭感覚に余裕があるよね、私より。
ヨーロッバ、日本より物価高いもんね。
だからか、バックパッカー根性がないからなのか、値切らないんだよね〜。。
だから私も値切りづらかったりして、、、ちょっと影響された。
でもフードといい、外国人向けのものが安く買えた。

でもね、結局フィリピンのほうが安い気がした。

暑いフィリピンから寒いリシケシに来て、慌てて防寒衣類を買ったんだけど、内訳はこんな感じ。 

(1ルピー、2円くらいです)

 

あったかいアクリルウールのパンツ 400ルピー

アクリルウールのショール 400ルピー

かわいい毛糸の帽子 100ルピー
スパッツ 200-100ルピー(品質がまともなやつは200ルピー)
てろんてろんの長袖Tシャツ 250ルピー(忘れたけど、これくらい)
品質のよい防寒肌着 400ルピー
シンドバットみたいなヨガパンツ 200-250ルピー(品質による)


まあリシケシで200ルピーで売ってたやつは、デリーでも同価格だけど、
店を去ろうとしたら、120!!と叫んでたから、やっぱりリシケシは外国人価格だったとは思うよね。

品質がまともなものに関しては、日本で買うよりずっとオトクだけど、
すごく安いかって言われたらそうでもないんだよね。
それに比べると、意外とフィリピンは安かったなと思う。まあ布がペラペラだったり、縫製が雑だったりと、やはり品質は落ちるけど。
柄スパッツ100円くらいだったって自分で書いてたのを見て。。

さてインド。
17年ぶりのデリー、全然期待していなかったんだけど、ガンガーに浸かった次の日だったから
ガンガーマジックなのか?
朝、デリーをふらふらし始めたときの感動を忘れない。
まあ、浮き世離れしたヨガ生活から解放された初めての日だったこともあるし、
集団行動の束縛から逃れて、やっと一人で好きなことができる、自分を取り戻したような
感覚もあったと思う。フリーだ!!!!っていう。


そう、私にとってデリーは美しかった!
ちょっとごちゃごちゃしてるけど、それが落ち着いたし、これが私の旅という気がした。
それに、まあ街はこれといった特徴がないのだが、(まあ、インドだよねってくらい)、
遺跡、公園などの観光名所が本当にピースフルで、普段のピースフルとは程遠いインド人のことを
「そうだった、そもそもは仏陀だとかガンジーだとか、ピースフルなお国柄だったんだ」と
うっかり思い出したりした。

沙羅双樹なのだろうか。
この木が、インドのピースフルさを盛り上げる。
あとサリーね。
やっぱり人間の色彩感覚は、自然を含む環境に大きく左右されると思うよね。
この建築、この肌の色には、この極彩色のカラーが本当に映えて美しいんだよね。

フィリピン人といい、黒人といい、インド人といい、肌の色が黒い人は
はっきりした色が似合うよね。
それに引き換え、フランス人とか日本人とか、微妙な色あいの肌と髪の人は、
やっぱりミドルな色が映えるんだと思った。
あとまあ、日本の場合、桜とかさ、まわりの美しいものと調和がとれ、映える美しさは
やっぱり淡い色合いだよねー。

あと、肌の色が濃い人は、シルバーもすっごく映える。リングとかチェーンとか。すごく美しいの。

ゴールドもしかりなんだけど、とりわけシルバーが綺麗だったな。 

だから私も欲しくなるんだけど、私の肌だと、目立たないし映えない。

さて、もちろん私の知ってるインドでもあった。
オートリキシャーは、やっぱり今回もインド人価格で乗るのは非常に難しい。
何台とも交渉しなくちゃいけなくて、そのうち疲れてくる。
でも交渉しないと、何十倍でふっかけきてるかわかったもんじゃない。
そのへんの基本はやっぱり変わってなかった。

まあでも、歴史的建築物 でも、「外国人:250ルピー、インド人:10ルピー」というエントランスフィーが普通だからね。

25倍くらい、当たり前ってインド人達は考えているのかもしれない。

フィリピンでもたまに、ローカルフィー、外人フィーってあったけど・・。

たとえばブタンディン(フィリピン名ね。英語名ホエールシャーク、和名ジンベイザメ)の見学とかさ。

でもたしか、外国人フィーはローカルの2倍から3倍くらいだった気がする。 

さてインドはデリー。外国人メトロが出来ていたりして、今回は半分はメトロ移動。
しかしメトロがやたら厳重で、そんなに気軽じゃない。
切符窓口は長蛇の列だし、そのあとはなんと身体検査と荷物赤外線チェック(国際空港に入るときみたいなやつ)を
通過してからの改札!

で、まあ女性利用者は男性利用者の10分の1くらいなので、女性の身体検査の列はそれほどじゃないんだけど、男性の身体検査の列が、これまたディズニーランドでしょうか?という長蛇の列。

というわけで、メトロ移動も結構疲れるものがあったわ。
まあカードを買ってチャージとかにすれば、少なくても毎回チケットカウンターの
長蛇に加わらなくていいわけだが、2日の滞在で、そのシステムを調べようって
気にはならなかった。

あとメトロにプライドがあるからなのか、やたら融通のきかないインド人が多発。

その一方で、とても親切な人もいて、感激した。

しかし、インドはもう、私が17年前に経験した、私の知っているあのインドではないと感じた。
あの特別に特殊なインドじゃない。
もはや特殊な伝統と特殊な文化をもつ、ただの普通の国だ。
良くも悪くも薄まった。
昔みたいに、インドに行くことに気張る必要はないんじゃないかと感じたわ。

でもインドは美しかった。
インド人も最初は慣れなきゃ!と思うほどくどい顔だけど、いまでは美しいと感じる。
いまや、国際標準的な今風ファッションのインド人もいて、そういう意味でも、インド人はかっこよくなってきているよ。

もともと西洋的な顔と、真っ黒い肌のコントラストは、インド人特有の美。これは、これから国際市場でもよりウケて、インド系のスーパーモデルも増えていくんじゃないかと思うわ。 


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