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ウィーンの光と影 [オススメスポット]

ブダペストから来たからだろうか。 
ウィーンは、人が多すぎてうんざり。
 
初めの印象は悪くない。キレイでシステムの分かりやすい国だ。 

だが、人が無愛想。 
擦れてるというか。 

まあ世界中から金持ちの観光客が押し寄せているんだから 小汚いアジア人一匹という感じだろうか。 
サービス業でも、スマイルないし。たまにあっても慇懃無礼な印象を受けたりする。 

だが反面、美術館の展示の内容、その充実ぶりは素晴らしいし、教会もこのあたりからはフランス風の壮麗なものになりとても美しい。 


もちろん自分がハードスケジュールの観光にそろそろ疲れているせいもあるが、最後には本当にイライラした。 
言葉が通じないストレス、自分への苛立ちも強い。 
道しるべとなるはずのガイドブックの内容が全然現実とちがくてずいぶんふりまわされたことにも怒りを感じた。 

ちなみに私が使っていたのは、地球の歩き方ポケット。 
びっくりするのは、たとえばフンデルトワッサーハウスへの行き方が乗ってない! 
ガイドブックに乗っているのに、トラムの番号しか載ってなくて、そのトラム番号は路線図から省略されてる上に 
トラム番号も、間違ってる。 

いったいやるきあるの?と、思ってしまった。 

宿も、値段が載っていないので、何の参考にもならないし。 

おみやげや食べ物など行く前にビジュアルで見て妄想するための本で、実用性はいっさいなかったわ。 

やっぱり本当に必用な情報、まず空港についたらどこで切符を買ってどのバスにどこで乗るかとか。 
宿情報とか。トラムの路線図とか。 
そういった実用的な情報は、地球の歩き方じゃないと得にくいことを改めて実感した。 

とはいえ、今回使った地球の歩き方 北欧、中欧は、結構作りも違うし、やっぱり情報も薄く感じたけどね。

ブダペストで日本人宿に泊まり、日本語でコミュニケーションをとった後のせいか、
言葉が通じないストレスは余計に感じるのであった。 

あとはたしかなことは言えないが、このイヤな感じは日本で感じることのないもので、
なんとなく人種差別的な臭いがする。 

もしくは階級差別的なものなのか? 

それとも言葉がうまく話せないものに対するものなのか? 

なんにせよ、割と嫌いな都市になった。 

だが、クリムトは好きだし、フンデルトワッサーしかり、素敵な絵に沢山出会って、美術館熱を再燃させられたのも事実だった。 
もっと色んな美術館に行ける時間があれば良かったのにとも思う。 

接吻のある宮殿に行く予定だっただけに、色々ふりまわされたあげく時間がなくて行けなかったのは、残念だった。 

まあでも、フンデルトワッサーに出会えたんだからいっか! 
しかし、実は彫刻の先生の家でこの人の画集を見たことがあったかもしれないことを思い出したし、
博物館でエジプト彫刻に心酔し、後追いで先生の影響を受けていることを感じた。


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