Tokyo Chaos City [音楽メモ]
上記のサイトで、アマチュア・アーティストのコンテストに参加できるよ!
私は知り合いが知り合いを応援しているブログからたどっていったのだけど、
ついつい本気で審査してしまったわ。
ま、審査とかいいつつ、実力とか売れそうとかはない、素人目線の私の好みですけど。
で、私的に一票捧げさせていただいたのが、こちらのバンド。
バンド一言紹介みたいなところに、「絶望。喪失。虚無感。」って書いてあったので、
「けっ。面白くもない。」と思ったのだけど、聞いてみたら、全然よいじゃない。
ほかのバンドは、ボーカルが上手で声がよかったりする上、曲も悪くないけど、
でも「またこういう系ね」というオリジナリティの無さが目立つ。
または、オリジナリティがあっていいじゃん!とは思ったけど、んーー歌詞がねえ、
なんとなく詩的で意外性があって・・・ゆらゆら帝国的なの狙ったんだけど、
まったくイメージだけだよね、意味の深さが全くないよね?という偽物ぶりが鼻についたり。
似て全く非なることに君たちは、自分で作ってて気づかないのでしょうか。
やっぱりね、偉大な売れていて、かつ私が好きなアーティストの皆様の歌詞はね、
君らのと、一見似ているかもしれないけど、ぜんぜん違うわよ。
やっぱりね、ずんっと胸を打つものがあるもの。
でも君らのはね、「あ、この単語はあのアーティストの曲リスペクトしてるからかっこいいと思って入れてみたのね」
ということだけしか伝わってこない恥ずかしい歌詞なの!!
・・・というふうにおばちゃん思わず説教垂れたくなっちゃうのが多かったけど。
もちろん、日本語ですてきな歌詞を作るのはとても才能を要することだとは思うけどね。
このバンドは。
もちろんね、曲のタイトルからしてルーザーだしね、そりゃ多少は臭うわよ、あのへんのアーティストへのリスペクト臭が。
違う曲も聞いちゃったら、結構影響まんまだったわよ。
だけどね、この曲は、まんまではないと感じたし、歌詞もね、若干は恥ずかしいけど、
でも素直でまっすぐで、意味もあるし、好感を持てたし、共感できた。
chasing all the girls that would never be mine
they've smiles on the face but the smiles ain't real
yes i know, i know
i know they call me a freak behind my back
they call me a creep when i'm out of sight
yes assholes, assholes
i'm a loser and no one understands me
i sometimes feel like i've been mistreated all along
i'm a loser and no one understands me
i sometimes feel like i've been cheated out of everything
dropped out of school cause i didn't have a friend
everybody in my school thought that i was a fool
yes i knew, i knew
my mom she called me stupid and my daddy wasn't there
i tried in vein to find love it wasn't there
ain't it sad, it's sad
no one really liked me the way i was
don't worry of being lonely i've always been lonely
never tried being different just born a little different
so what's your problem man?
i've tried to talk smooth, tried to look cool
still trying hard to act like a normal dude
i had to kill my true self, turn it into someone else
i know that i lost the game
もちろん、それっぽい歌を歌いたくての創作かもしれないけど、それにしてはかっこわるいところが好きだ。
学校をドロップアウトしたのは、友達がいなかったからって、
そんなかっこわるい、しなくてもいい告白を、ロックの歌詞に入れてくるところが好きだ。
ルーザーといったところで、もう少しかっこつけることも可能なのに。
このへんの感じは、ちょっと浅井健一の歌詞っぽい。
きほんかっこいいんだけど、かっこわるい正直さがにじみ出るところが、人の心をぐっと掴む
魅力になっているところ。
そう結局、人の心は、正直さが見えてこそ、動かされるんだよね。
もちろん、かっこわるいだけではだめなんだけど。
そしてメロディが美しくて、歌詞が哀しくて、抑えて歌われる曲は、
よりメロディの美しさが際立つ気がする。
今週末のたったひとつの良き出会い。
すべてを手にいれる瞬間 [音楽メモ]
菊地成孔のポッドキャスト [音楽メモ]
聴いちゃいけなかった音楽 [音楽メモ]
ゲンズブールのパクリ元?? [音楽メモ]
むかし、けっこうゲンズブールを聴いていた。
たぶん、大人になっても聴ける人だと思い、最近ipodに何枚か手持ちのCDを入れてみたら、やっぱり全然聴ける。
そんな私が、面白い話を小耳にはさんだ。っていうか、読んだんだけど。
興味あるな、ゲンズブールが影響を受けたクラシック音楽集。
http://blog.livedoor.jp/manekarezarukamimori/
坂間大介(Mummy-D)にみる劣化 [音楽メモ]
マボロシが、2004年シングル『SLOW DOWN!』でデビュー。
あれから、6年経ったのか・・・・。
私は、あの頃、スカパーかなんかで、このPVを見てマボロシが好きになり、それでライムスターとかもたまに聞いたりするようになったんだけど。
くしくも、私と、Mummy-Dこと坂間さんの年齢差は6つ・・。
あの頃、坂間さんは、30半ばでもカッコイイ、若作りでもないけど錆びてない、大人のセクシーさのあるカッコイイ大人の見本みたいに感じていたのに。
しばらく見ないうちに、最近見たら、めっちゃおっさんになってた。
2006年に結婚されたそうで、それも初めて知ったのだが、そういのもあるのかな。
晩婚の男の人には多くない?そういうパターン。家庭に入って急激に、おっさんになる人。
というか、絶頂で、ああもうこれ以上ない(色気分野でね。これ以上自分の色気が高まっていくこともないし、
したがって、これ以上いい恋人を得られることもないというか。。。)っていうのをなんとなく自分で生理的に感じたときに、
人は結婚したくなるってのもあるんだろうと常々思ってもいたので、そういうのもあるんだろうと勝手に思うけど。
それってまあ幸せ太りみたいなもんだし、家庭に入ったのに全然落ち着かずに外に色気を振りまく人より逆にカッコイイし、男性としては好ましいので、坂間さんを批判する気は毛頭ないのだけど。
確実に、この6年の間に、青年からおっさんに変態を遂げたな!!と思った。
たとえばさ、大槻ケンヂとかはまだ変態を遂げてないわけよ。
個人差があって、30代前半で遂げる人もいれば、40代前半で遂げる人もいると思うし、
いつまでもよくわからないままいく人もいるとは思うんだけど(松田聖子とか・・)、
たいがい30代でそれは起こるわけよ。まわりを見渡すとね。
そして「あ!曲がり角を曲がりましたね!」と確実にわかる曲がり方をするんだな。
あたしもいつ曲がってもおかしくない。。。 と、肝に銘じたのだった。(すでに曲がってる!?)
あの頃は、かっこよかったんだよ、本当。(いや、今もかっこいいとファンの方はもちろん思うんでしょうけど・・)
くしくも、(くしくもって好きだな、私。。)劣化したMummy-Dは、私が大好きだった昔の上司にそっくり。
劣化前は、似てるとなんて思いもしなかったのに!
上司は普通のサラリーマンなので、劣化が早かったのだろう。その頃、30代半ばだった。
そして、ほかの先輩に上司は昔はかっこよかったと聞いたとき、「うっそーん。」と思っていた私。
もしかしたら、劣化前は本当にかっこよかったのかもしれない。
劣化ってコワイ・・。
まあ、でも劣化後でも私はその上司が大好きだったんだから、ま、いいんだけどね、いいんだけどね・・・・。
rain 坂本龍一 [音楽メモ]
時代って変わったんだな。
と、あらためて家のCD棚を整理しながら思った。
なんだかんだとipodユーザーになって5年か。それ以前で時代が止まっている私のCD棚は、過去の遺物でいっぱい。
もはや90年代風物詩って感じだな。恐ろしく偏っている。
すごいたくさん所有してるように思ってたCDも、こうやって整理してみるとなんとも薄っぺらい。
でも、CDに貼られた値札を見てハッとするのだった。
中古良品1750円。
高!
YOUTUBEで、曲を、しかも映像つきで試し聞き放題、ipodに入れ放題の時代になった今からしたら。
1枚200円で、がんがんツタヤでCDを借りられる今からしたら。
そうだ。貧乏学生だった私は、情熱や興味の赴くままにCDを購入したりはしなかったのだ。
迷いに迷い、しぶりにしぶって、中古CD屋をまわりにまわって、CDを購入。
情熱だけが空回り。それがそのまま行動にはならなかったあの頃。
1枚を丁寧に聴き込んだものだった。
そう思うと。省スペースのためとはいえ。こんなどうせ売ったって二束三文にしかならない
傷だらけのCD。私の青春の思い出としてとっておこうかなと思った。
なんだか完全に過去の遺物なので。あたしという人間の遺品の整理をしているような変な気持ちになった。
思えば5年も、整理する気すら起きなかったそのエリアに手を触れたのは、ある意味新しかった。
さて、坂本龍一。戦場のメリークリスマスがとても好きだったな。映画のね。
それでもちろん、曲も大好きになり、子供の頃8年間も習っていたけど実は大嫌いだったピアノで、
最初で最後の「弾きたい曲」だった。
けど、なぜか、それ以上、坂本龍一を聴こうとは思わなかったんだよな。なんでだろう。
だけど、先日、坂本龍一の曲をYOUTUBEで落としてくる気になって。
rainという曲を知った。聞いたことはあったと思うけど、しっかり聴いたのは初めてだ。
心が洗われるようだ、という表現があるが。
私はこの曲を聴くと、自分が綺麗な存在だったことを思い出すような気持ちになる。
背筋を伸ばして、毅然と、颯爽と前を向いて歩いていい気分になる。
心が洗われるというか、世界が洗われるような気持ちになる。
こういうシャンとする、強くなれるような気持ちになれる音楽ってすごいなと思った。
戦場のメリークリスマスは好きだけど、なんかずっと聴いてたらいけない気持ちになるんだよね。
なんか、「なき」に浸るような、自己憐憫に浸るような、セックスに浸るような。
いや、すばらしいことなんだよ。すばらしいことなんだけど、そればっかりやってたって駄目だよね、
ちゃんと働いてお金稼いでっていう昼の生活がシャンとしてないと。
・・・ていうように、たまに思い切り浸るのはいいんだけど、浸り続けてはいけない気持ちになる。
その点、オンモードでやる気にさせるけど、かといってヒップホップにありがちな「俺一番」的な戦闘的なものではなく、
ロックのような卑屈なものでもなく、あくまで大人として、心持ちを強くさせるような毅然とした音楽というのは、あまり覚えがないなと思った。
ロックもヒップホップもやってることは一緒で。結局は「be proud」 って感じだと思うんだ。
だけどそのやり方が、大人というかね。
猫背でポケットに手を突っ込みながら歩いちゃうか、姿勢よく堂々と歩いちゃうかの違い、みたいな。
そして、この曲を通じて、はじめてバイオリンの音色の魅力に気づいた。
昔、知人が音楽のことはよくわからないけど、バイオリンの音色に惹かれるという話をしていたが。
私はその頃、逆だった。数ある音楽に感動はするが、バイオリンのキイキイしたヒステリックな響きだけにはどうにも興味がもてないと思っていたのだった。
だが。この曲を聴いてはじめて、バイオリンの音色ってすごく素敵なのだと知った。
そもそも素敵な音色を響かせるために存在しているはずの楽器。
その魅力に今まで気づかなかった私も私だけど、そんな私のような人間にそれを気づかせられるって、そういう能力を才能というのだろうな、とつくづく思った。
どうしても、「い・け・な・い ルージュマジック」という言葉と化粧した坂本龍一の顔という組み合わせに、抵抗があるのは今も一緒ですが。
いや、聴いたら超かっこいいのかもしれませんが。
あんたまだ大蛇が憑いてるわよ [音楽メモ]
大人になり。
ロックなんて青すぎるもん今更聴かねーし。
でもロックしか愛せねーし。
そんな30代のあたしにしっくりきてんのはじゃがたらです。
と、先日久しぶりに聴いて確信。
南蛮渡来、今更聴いても、やっぱり恥ずかしい気持ちにならない。
やっぱりカッコイイ。
やっぱり気持ちいい。
大人は黙って、じゃがたらを聴いてな!
って、世に言いたい気分です。
ちなみに最近久しぶりに聴いて感動したのは、あと、スチャダラ×電気グルーヴの、瀧VSアニ。
あんたまだ大蛇がついてるわよ!
って言いたい!
あっそ!
って言いたい!
この瞬間、超カッコいい!
それに最後。
イエアーーー
って言いたい!
アニVS瀧もいいけど、瀧の勝ちだな!
センスが違うもん。
などと今やってる私は、人に何年遅れているのだろう。
あの頃は、聖☆おじさんしかちゃんと聴いてなかったみたい。。
あっそ!!
愛してなんかいないけど、君を抱きたい [音楽メモ]
と、朗々とうたいあげる頭脳警察に、またもやびっくり!
こんなんiPod入れてたんだーと久しぶりに聞いてて、耳を疑ったよ。
新しい。。
古いけど。
題名は『夜明けまで離さない』。
なんとなく頭に思い浮かんだのは、もう頬杖はつかない、の桃井かおり。
なんとなく。
昔の若者の気分を推測しようとした結果。
全然よくわかんないけど。
大体かっこよさって、まわるじゃない。
斜に構えてるのが流行った後は、それがカッコ悪くなったり。
だから時代なのか天然なのかもよくわかんないけど。
頭脳警察のコレはおそらく天然なんじゃないか?
と思わせる。
しかしなんかあんな若き桃井と今のあたしを比較したら、自分が大人ないい女に感じた。
どんだけ!
いや、いまだって私は、男なんて~とビービー言ってるガキですよ。
でも、本当に若き日に、そう10年位前かな。
《許せ》
《男を許すんだよ》
と、屋台で私に、私的には苦手なタイプだった五十過ぎの営業部長に言われて。
恋愛が何かもわかっていなかった私は、あまりにも意味が解らなすぎて、《ポカーン》。。
だったわけで。
禅問答?
だって、たしか、彼氏がいないとか、その程度の話に対するアドバイスだ。
あまりにもわからなくてずっと覚えている言葉だったが。
急に、許すとか、一枚上手になるとかの意味がしっくりきた。
桃井と自分を対比したら。
まじでどんだけ?
いや。
違うか。
こんなオマヌケなセリフを真剣に歌い上げる頭脳警察が好きだから、そんな自分が大人に思えたのか?
まあでも。
面と向かって、あたしに対して言われたら、、ねーな。ねーでしょうよ。
一体どういう歌なのかさっぱりわからないけど、しっかり迫力があるのが天才ですね。
こんなまとめ?