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映画「日本のいちばん長い日」(1967)感想1 [映画メモ]


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なんで今まで見なかったんだろうなあ。Netflixでたまたま見つけて見始めたので、Netflix様様なのかもしれないけど、大人になった、成長したというところかもしれない。

あんまり変わらない自分だが、このあたりのことへの興味は、若い頃よりよほどある。


原作者の半藤さんは生前、それなりに顔をあわす存在だった時期もあり、著書なども知ってはいたが、特に興味がなく手にとることもなかった。


さて今見ている最中なのだが、もう激烈に面白い、というか、興味深い。

なんども見たいだろうな。


まずノンフィクションが最近は好きなのだが、可能な限り史実に基づいた映画、歴史的な勉強という点で非常に面白い。

さらに24とか、アルゴみたいな、鬼気迫るスリリングさ。

人間ドラマ的な意味でも、政治的な駆け引きとか、そういう意味でも。

そして、1945年の出来事を、ほぼ20年後の1967年に公開しているわけだけど、1967年というのが既に歴史的な古さなので、当時の俳優さんの演技とか顔とか、そういう意味でも面白いし、当時の人たちの終戦時の認識の表れもあると思うと二重に面白い。


そして、実際、この終戦の日というのは、日本の大人として、ちゃんとなるべく理解しておくべきことのような気がする。

本当は終わり方じゃなくて、いかにして開戦し、いかにして・・というすべてをちゃんとなるべく知っておくべきなのだ。

なのに、なんで今まで私は・・と思うと、多少は成長して部分もあったのかもと思うし、コロナで時間があるから、ということだとしたら、少しはこの生活に意味も見出される。


ちなみに千葉真一の顔の迫力すごいなあ。

このころの銀幕スターって、みんな縄文的な濃い顔の人が多いな。

その一方で、井田さんが、柳葉敏郎をちょっと美形にしたような少し一重っぽい顔なのだが、セクシーさが目立つ。

井田さんは、高橋悦史という俳優さんらしい。


しかし千葉真一が陸軍大臣で、会議中ずっと、日本刀を持っているのも面白い。

千葉真一というのは、私的には中村珠緒の旦那さんだったということでしか知らなくて((珠緒の旦那は勝新太郎だった、何をアホな・・・でもそれぐらい千葉真一について知らないよな・・・)、演技をしているのをちゃんと見るのは初めてのような気がする。

っていうか、最近亡くなったのか・・・。

息子が、ゴードンとマっケンユーで、外国で日本と言えば「ソニー、千葉」だった時代の、千葉か。。


さてそして、まだ映画は今中盤なのだが、とても切ない。

陸軍は、犠牲者がたくさん出て、今も前線で戦っていて、その中で、おめおめと戦争をやめるなんて言えないというその気持ちはわかるし、天皇陛下が終戦を決意された気持ちも、その裏で今日も特攻にいく10代の若者たち、まだ何も知らずに彼らを日本の旗を振って送り出す民衆たち。。


続きはまた。



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