TED 傷つく心の力 ブレネー・ブラウン [英語の勉強!]
ブレネー・ブラウンによる話。
なかなか興味深かった。
自己価値観を持てているかが大事とはよくいうけど、それがなぜ大事かというと、自分に優しくできるから、人にも優しくできるようになり、叫ばずとも、優しく語りかけることができるようになり、人間関係がうまくいくというもの。
そして自己価値観を持てている人に共通するのは、あるがままの自分でいることを自分に許していて、逆に完璧であることは諦めているということ。
そして、傷つきやすい自分に悪いイメージを持っておらず、傷つきやすい、感じやすいこの瞬間こそ、生きているからだというように肯定的に捉えていること。
うまくいってもいかなくても、その関係を持つこと自体を不可欠と考えていて、うまくいかない関係を恐れていない。
自分の不都合な感情を見たくないあまりに、それを麻痺させようとすると、すべての感情が麻痺する。
喜びや愛といったいい感情も麻痺させてしまう。
人をすごく愛したり、人と繋がっていて、そこに所属していると感じられる人間、しっかりと人と関係性を築ける人間は、自分がそこに属するのに当たり前の価値があると信じられているということが大きいのだと。
だから子どもには、「あなたは完全じゃない。不完全だけど、愛されてここにいる価値がある人間だ」というメッセージをもって接してほしい。
そのことが、不完全でありながら自己価値観をもった人を育てることになると。
勉強になったな。
自信を持つことが大事、自分を大切にすることが大事、自己価値観・・とかいうけれど、そういう人たちが、具体的にどうしているのか、という話はあまり聞いたことがなかった気がするが、確かに「関係がうまくいかないかもしれない、拒否されるかもしれない」ということをそんなに恐れないというのはあると思ってた。
でも、不完全でも、傷ついたり居心地の悪い思いをしても、それをダメな自分だとか、恥ずべき自分だと思わない、というのは、なるほどね!だわ。
excruciating vulnerability
エクスクルーシエティング ボーナビリティ
過剰な傷つきやすさ
この「弱さ、傷つきやすさ」を表す ”vulnerability”
という単語はこの公演のキーポイントで、繰り返し出て来るけど、初めて聞く単語だった。
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