commitment コミットメント

commitment

コミットメント

英単語としての意味は

1)約束

2)公約

3)責任

4)参加

では、カタカナで「コミットメント」という時、どういう意味で使うのか？

http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/topic/10minnw/042commitment.html

三省堂辞書サイトによると、

"つまり、責任をもって関わること、責任をもって関わることを明言すること、責任を伴う約束をさします。" 

とのこと。

つまり、私に足りないのは、自分の現在の活動に対するコミットメントだと思う。

責任感がないわけじゃないが、すべてをtemporary  "一時的なもの" としているような自分に憤りを感じる。

どこにも定住しない遊牧民的な、ノマド的な生き方はリスクは負わないが、安住の地を持たない。

そして、どこの住民にとっても、責任をとらないで逃げられる、所詮はよそ者。

こいつは明日の朝起きたら、しれっと居なくなっているかもしれない。

そういう存在。

一時的なものに、私が全力を注いでいるだろうか？

仮の栖、仮の仕事、そう思いながら生活してたら、本気じゃないんじゃないか？

一生、死ぬまで棲むと思って生活する家と、半年後には去るだろうと思いながら棲む家。

どれだけ本気で向き合うか？

そろそろ、一生棲む家を見つけようかと思う。

それは比喩だけど。

家を買うということは、一生の生き方をある程度決めるということだ。

そろそろ私も将来を決めよう。

将来が決まっていない、うわっついた自分を尊敬できないそろそろ本当に。

今の私に痛切に足りないのはコミットメントだと感じた。

ビジョン、ともいえるけど、ビジョンみたいにふわっとしたものじゃあもう、苛立つ。

公約だよ、責任を持って死ぬ気で取り組めよ、みたいなの。

ビジョンはあくまでビジョンであって・・みたいなのじゃなくて。

ふわふわした自分に腹がたつ。

でも久々に仕事をバリバリする気になってる、自分らしい自分という心地になれている自分には、ほっとする。

最近、いくつか態度を決めたのだ。

今まで「んー・・」という感じで、保留してきたいくつかのことについて、決断した。

だからだろう。

煮るのか焼くのか・・障害物の前で考え込んでストップしていたのを、何はともあれ障害物をクリアしたので、

その先には進むべき道が見えてきた、というところだろうか。

 

コミットメントは、つまり覚悟なんだよね。

覚悟がない自分のことがいやになったことがある、そういえば10年前にも。

 

"なんとなく"、”ご縁があって”、切り開かれている運もあるだろう。

でも、今更「成りあがり」の永ちゃんですが、やっぱり"進むべき方向は自分で決めないと苦しくなる"と思うんだよね。

”矢沢はね、音楽を作るという、手に職を持つことができたから、今が幸せなんです。それを自分の手だけでつかんできたことが、プライドでもある。だから若い人にも、人生を貫く仕事にたどり着いて欲しいと思う。食うには困らないように、何とか生きていくのが君の人生か。でも、自分の方向が見えなくなると暗闇に入ってしまう。暗い明日を想像するくらい苦しいことはないんだけどね。” 

自分の人生を照らす明かりは、自分の心の中に灯（とも）しておかなくてはいけないもので、他人に吹き消されてはだめです。 

別に永ちゃんのファンというわけじゃないんだけど、この人、子供の頃は「つまらない、つまらない」というのが口癖の子どもだったという、それが音楽と出会って、夢を叶えるためなら何でもしてやる、という覚悟をもっていった、というのを知ってなんだかハッとさせられたのだ。

趣味に関しては、それが険しい道でも、何でもやってやると思っている。

ていうか、険しいだろうけど、やるべきことを何でもやって、ヘコタレないでいれば、いつか上手くなるだろうな、と自然に信じることができている。

この、根拠がないくせに、体感的に、”自分にできない気がしない”というのは、とても大きいことなのかもしれないけどね。

素直にやってればできるようになることを信じられてるから、もしかしたら他の人だったらヘコタレるようなことも普通にできるし、それで成果も出て、”この道は甘くねえんだよ”という態度だった人から”お前意外とやるな”、”本気だな”という”おみそれしました”発言をもらえるまでになった。 

それは、何が目標か、何が目的かにブレがなく、とてもクリアになっているからともいえる。

だからやるべきことも明確なのだ。 

だが、本道に関してはどうか。。。