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人と違う道を行く覚悟 [生活雑感]

最近、NHKのSWICTHという番組がとても好きで、毎週録画して楽しみに見ているのだけど、

今週末は、宮崎駿×半藤一利だった。

で、ふと印象に残ったのは、どの作品だったか忘れたけど、ジブリ作品の主人公のお父さん役が

「人と違う道を行くのは、それなりの苦労も多い。その覚悟はできているんだな?」

というようなことを娘だか息子だかに言うシーンに、ハッとした。

結局そういうことなんだよね。

しみじみと思った。

世の親は子どもにいらぬ苦労をさせたくないから、堅実で無難な道を歩んで欲しいと願うわけだ。

人と違う道には、しないでよい苦労がある。

それでも、そういう道しか選べない人もいるのだと思う。

平凡で無難な道が、結局体質的にしっくりくる人もいれば、どうしてもしっくり来ない人もいるのだと思う。

というわけで、人と違う道でいいじゃないかと決意してちょうど一年経つから迷いはないはずなのに、

それでも他人の芝生は青くて、人を羨むわ、ビビるわの私がいる。

ずっと頭の中で計画していたことで、何度考えてもそれしか道がなかったにも関わらず、

見る前に跳んじゃったようにも感じるし、逆に見る前に跳んでばかりの人々にびっくりして自分には

そんなことやっぱりできないと思ったりもする。

腹はすわっているようで、わくわくしたりもするけど、死に向かう旅にいよいよ出航してしまったようにも感じる。

でも違和感をなくす旅なのだ、これは。

ここにずっと居ても違和感が拭えないなら違和感を拭えそうに思う他の地に行ってみればいい。

そこでまた新しい発見があるかもしれないし、どこに行っても変わらない自分を突きつけられて、考え方が変わるかもしれない。

でもスティーブ・ジョブズも言ってたしね。

まだ見つかってないなら探し続けろって。

The only way to do great work is to love what you do. If you haven't found it yet, keep looking. Don't settle. As with all matters of the heart, you'll know when you find it. And, like any great relationship, it just gets better and better as the years roll on. So keep looking until you find it. Don't settle. ──Steve Jobs

そういえば、前回だか前々回だかのSWITCH「福永祐一×渡辺明」の回は、競馬界と将棋界のそれぞれのホープ達が語る回で、世代的にも自分とかぶるからか、とても得るものが多かったが、中でも騎手の福永氏が言っていた、「努力している人は、努力していない人には勝てるんだけど、楽しんでる人には勝てない」という言葉はとても印象に残った。

本当にそう思う。

だって楽しんでいる人は、努力を苦行と思わないから、それが趣味なわけだから、絶対に苦行と思ってやってる人よりも、沢山できるし、身にもなるんだよね。

英語の勉強なんかもまさにそうだもんね。

嫌で嫌で仕方がないけどやってる時には、脳が拒否反応を示してなかなか入っていかないけど、

楽しくて仕方がない時は、へえ面白い!と、どんどん入っていくし。

嗅覚が信じるほうの道へ行こう。

ここへ行けば、何か自分の求めているものがある、もしくはその手がかりがつかめるというところへ。

そしてそうじゃなくても、重要な事は立ち止まらないことだと思う。

何が正しいかわからなくなった時でも、常にやれる事というのはある。 


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