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ツリー・オブ・ライフ [映画メモ]

ツリー・オブ・ライフ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: DVD
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ええええ???
どゆこと?という仰天映画。
 
どう捉えていいか解らず、思わず先にみなさんの映画評を読んでしまった。
そして納得。
そうなんです、仰天映画っていう感想も、やはりあり得る感じみたいです。
 
そして、どゆこと?となってしまったのは、
仰天映画っぷりと、全うっぷりと、両方の性質が混在しているために、混乱をきたしたみたいです。
なので、全うなほうを評価して、すばらしい!と思った人と、仰天っぷりを評価して、ブーイング!となった人と両者存在するようです。
 
まあ私的には、どちらかといえば、ブーイングですかね。
オナニー映画め!って感じ。
つまり、たぶん年取った監督が、自分の一生みたいなものを振り返って、後悔やらルサンチマンやらを、神やら生命の起源やらまで考慮に入れながら、昇華させた映画っていう感じなのね。
というわけで、個人的な回想が主要で、その描写の素晴らしさっていうのは、わかるのよ。
シン・レッド・ラインの監督ということもあって、家族で過ごした幸福すぎる時間の感覚も、家族間で諍いあういやな感じも、生理的なレベルで表現できてる。
でも個人的な回想録に、なぜか原始時代の描写が出て来て、恐竜が登場してきちゃった時には、「あれ?私今何の映画見てるんだっけ?」という、意識が遠のくようなドンデモ映画っぷりにびっくり。
まあさ、神を絡めてくるのは、まだ許せるんだけど、原始時代まで絡めてくるのは、壮大な企画だったんでしょうけど、大仰すぎて失敗してると思う。
まあブラピの厳格な父親役っていうのは新鮮で、ブラピって結構演技うまいんだなーと思った。
年取ったせいもあるだろうけど、若い頃の作品では必ず漂わせてた「甘い」風味は一切感じず、役通りの厳しさだけを感じさせる男になっていた。
まあでも、アメリカの父さん役って、ビバリーヒルズ高校白書のブランドンとブレンダの父親役みたいな、フレンドリーでユーモアたっぷりで、「何でも父さんに相談しろ。お前のことは信用してるよ。」みたいなタイプが幅を利かせてるから、こんな日本人的な、昭和の頑固親父みたいなタイプもいるんだなーと、ちょっとアメリカ人に親近感。
 
まあね、どこで聞いたか忘れたけど、世界各国の船員と一緒に働いた経験があるっていう人が、なんだかんだ言って、アメリカの船員が一番よく働くって言ってたことだし、経済大国なわけだし、肥満で間抜けな層もいるけど、勤勉でクソ真面目な層もいるのよね、きっと。
 
まあこの父さんのキャラがクソ真面目なのかっていうのは意見が分かれるところだと思うけど、私目線だと、なんだかんだいってクソ真面目なんだと思うわ。
 
 

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