スナッチ [映画メモ]
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2011/02/22
- メディア: DVD
監督はガイ・リッチー。
あれ、聞いたことあるけど、何撮ってる人だっけ?と思ったら、映画は一本も見た事がなく、
マドンナの夫ということで、名前を知っていたと思われる。
さてガイ・リッチーなんだけれども、すごいタランティーノっぽい。
タランティーノの中でも、パルプ・フィクションとか、レザボア・ドックスとかの、オタク臭より、
完璧な完成度のほうが印象的な作品に、似た感じ。
ブラピが、一番かっこいい役を持ってってる。
そしてこういう役、似合うと思うわ。
ちょっとバカっぽい感じなんだけど、実はなかなかやりよるっていう感じ。
まあイングロリアル・バスターズにも通じるか。
結局、ブラピが甘い顔の割になんでこういう役ができるかっていうと、なんだかんだ言ってガタイがいいんだろうな。
だからハマるのだろう。
あとは甘い顔といっても、端正な顔つきとかではなく、素朴な感じがかえってセクシーではあるけど、ちょっと田舎臭かったり、猿っぽかったりする感じがまた、 粗野で人望はある感じの役にハマるのかもしれん。
そう、なんだかんだリーダーとか人望って、顔が人好きがする顔か否かもそれなりに関係する気がするのよね。
まあ面白かったけど、強いて言うなら、ブラピの役がいいとこ取りすぎるところが面白くないかな。
そして主役の二人が、ずっとしてやられっぱなしで、つまらないこと。
かっこいい役は最後までかっこよく、かっこわるい役は最後までかっこわるい、まぬけな役はずっとまぬけ・・みたいな役をはみ出さない役割がちょっと退屈かも。
群像劇は、もうちょっと三すくみ的になってたりして、誰が勝つかわからない感じのほうが面白いかも。
まあ、ダイヤを手に入れた人が全部勝ちっていうことだとすれば、まぬけな二人が最終的には棚ぼた的に手に入れたわけだから、まあそうなってるってことになるんだろうけど。
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