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50/50 フィフティ・フィフティ [映画メモ]

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脚本を書いたウィル・ライザーが実際にがんを克服した経験を持ち、さらにその親友の俳優セス・ローゲンが、

実際に主人公の親友役を演じているというわけで、かなり興味をもっていた。

なるほど良作。

日本人に通じる繊細な感性が感じられる作品だなあと思った。

たとえば、新米カウンセラーが患者を励まそうと手に触るんだけど、それが逆に気持ち悪くて「ちょっと」ってなる

シーンとか。

主人公を演じるジョゼフ・ゴードン=レヴィットの外見がちょっと東洋人っぽいせいもあるだろう。

ユダヤ系らしく、たしかになんとなくユダヤ人は黒髪・黒目の人が多いイメージはあるが。。

そして主人公の性格も、村上春樹の小説の主人公みたいな感じで、しっかり彼女はいてモテなくもないけど、

淡々と日常を受け入れ、自分のことはしっかり自分で出来て、多くを望まずに静かに生きてるタイプ。

そういうキャラクターも日本人には馴染みがあると思った。

そんなわけで、テーマ的にもちろん泣けるものではあるのだけど、さりげない、そのバランス感覚が絶妙だと思った。

あと、死には結局ひとりで立ち向かわなくてはいけないという側面もあるのだけれども、何人かは本当に彼を想ってくれる

人がおり、やっぱりひとりではないという、その表現もいいなと思いました。 

 


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