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ヨイトマケの唄。いまさらパート2。 [音楽メモ]

今更、あんたが書かなくても・・・っていうのの二連続でスンマセン。

でも昨年末、生で紅白見てた私には超「事件」だったのだ。興奮しすぎて、テレビ画面を写メで撮影したのを覚えてる。

10年ほど前、美輪さんのDVDを出す企画書を書いていた私は、美輪さんの著作もずいぶん読んだし、ライブも見に行ったし、NHKラジオの美輪さんの講座だって聴いていた。 

そういうわけで美輪さんが歌手であることはもちろんの事、どういう人であるのかはそれなりに知っていたつもりだったけど、初紅白には、ド派手な格好で出場するんじゃないかと当たり前のように思っていた。

だけど黒装束の男装だった。

そこで戦慄した。

そして衣装や舞台演出にまったく頼らず、歌とパフォーマンスの実力だけで、人々を熱狂させた。77歳にして。

その凄さは、2ちゃんねらーにも伝わったわけで。

本当にこの人は凄い実力を持った人なのだと思い知った。

一見、奇抜な外見と言動で注目を浴びてるだけの人のようにも見えてしまっていたけど。

確かに三島由紀夫だか寺山修司だか、はたまた全然違う人だったかが、彼がデビューに至ったきっかけも、

美貌とか魅力とか話題性とかではなくて、歌の実力だった・・と言うようなことを言ってた。

本当だったんだなあ、と思った。

本物とか本気というのは、ジャンルも時代も超えて伝わるもんだよね。

そして美輪さんのいいところは、あんな外見しているにも関わらず、実は根っこが「まっとう」なところだ。

その「まっとう」なメッセージが、あのなんとも・・な表現形態にも関わらず、彼の本物の実力と本気によって、現代の若者にも伝わるというのは、本当にすごいことだなあと感動したのでした。

あ、そういえば、徹子の部屋に美輪明宏出て、紅白の話をしてたのも、偶然見れてラッキーだったのだけど、ご想像どおり、世紀の魔女巨頭対談で、そりゃあ見物だった。

若い頃から親交があったらしく、美輪明宏が家で掃除機かけてる時に、徹子が電話して、歌を教えてくれ、 と言ったエピソードなんかを披露してた。

お互いに化け物扱いしたりして。

「あなた、この写真ずいぶん綺麗ね!」「 修正だらけだからよ。」みたいなね。

お互い年とって、お互い現役で・・・こういうのはいい感じだったわ。  


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