ごめんなさい、サカナクション。

iPhoneのCMで「サカナクション流して」で有名な、サカナクションさん。

友人がサカナクションけっこう好きと言ってたときも、へー・・と思わず黙殺してしまった私。

よく知らないけど、バンド名で不快感。

何この、面白くない中途半端なダジャレみたいな冴えないバンド名。面白いかカッコつけるかどっちかにしてよ。

・・・という状態だったんだけど、フジロック直前予習でyoutubeで聞いて見事ハマる。

失礼しました！！

なるほど、ジョンテがカッコいい東京モード学院のCMといい、iPhoneのCMといい、

サカナクションが選ばれたのもわからなくはない、若い子を熱狂させているのも頷ける何かを持ってる。

一見、曲風も声もルックスもありがちなんだけど、それだけでは終わらせないキャッチーなメロディセンスと

しっかりとひっかかってくるキモかっこいい個性がある。

そして個人的にはサカナクションのボーカル、劇団ひとり顔なのが、親近感。俺もこっち系の顔。

と思ったら、youtubeのコメントに、桜井翔と劇団ひとりを足して二で割ったような顔と書かれていて笑った。

自分は櫻井翔にもたまに似てると思うときあったので。。

目ぱっちり、髪型重め、頬骨しっかり、頬こけ、エラ張り、、でも彫りはそんなに深くなく平面的・・・このグループ何と名付けよう。

ザ・モンゴロイドってかんじ。骨格のしっかり感はフィリピン人にも通じるけど、そこまで異国風味はなくて、あくまで和顔。

でも縄文顔っていうと、沖縄の人くらいもっと彫りが深い顔を指す気もするから語弊があるかもだしなあ。

 

閑話休題。

私が一聴して、「こ、これは・・・お見逸れしました！」となった曲、「バッハの旋律を夜に聴いたせいです。」だが、最初、くるりの「赤い電車に乗って」かと思った。今、くるりを聞き返したけど、やっぱどことなく似てるな。

くるりとかアジカンとかみたいな既視感はあるけど、この曲、すぐに病み付きになって今日何回聞いたかわからない。

この人形つきのダンスがよいよね。さっきCDきいたけど、CDよりPVのほうが病み付き度が高い。 たぶん山口一郎にキャラクターとしての威力、魅力があるのだろう。だからだと思う。

 

しかし、さすが天下のフジロック（私が勝手にそう思ってるだけだけど）、やっぱり品揃えがちゃんとしてるわ！

ていうか俺の耳、信用できてうれしい。

信用できるって言ったって、「俺が好きか嫌いか」の判断を、耳が一瞬に迷いなく出来るだけ。

それだけでもとてもうれしかった。

それって、私にはとても重要なことなんだ。

俺はそう思わなけど、世間様はさ・・という価値観にあわせてばかりいるとさ。

俺は好き、俺は嫌い。俺は乗れない、俺はこれに興奮する！！ていう感覚に迷いなく乗ってけるのがとてもうれしい。

フジロックなんか、１５年前はドンピシャだったけど、おっさんになって音楽なんかなくて生きて行けるようになってしまった中年の俺を、どこまでトキメカされるのかちょっと不安だった。

疎外感とか感じちゃったりするかも？とまでは思わないにしても、古巣とも言えないし。

ちょっと知ってる後輩ほとんどいなくて今の雰囲気よくわかんないんだよなー、先輩風吹かせられる感じでもないしなーというちょっと年の離れたOBみたいな気分だったんだけど。

ていうか予習が必要な時点で、現役の若者から見たら終わってるけど。

ダサださながらも予習を始めたら、もうすごいわ、やっぱフジ！俺好みの音がいっぱい！ ！

アドレナリンとドーパミンがどばどば出過ぎて、本番までに燃え尽きそう。

やっぱり違うよね、ライブわね、しかも野外わね。ふだんはへなちょことかヘタウマとかも好きですけど、

フェス言ったら、音が厚いほう、のれるほう、グルーヴィなほう、うまいほう、カリスマ性があるほう、

本能のままに悪いけど行かせていただくわ！っていうガンガンな気分になったわ。

そうなると、へなちょこ青二才じゃなくて、本物のグルーヴィさをもった外タレ、しかも

大人数編成のファンキーなバンドがたくさんあって、超うれしい！

やっぱり外タレのパワフルさに魅了されるのかしら、と思いつつ、やっぱりフジに招集されるアーティストだもんね、

日本人だってたいしたもんだよね。と脱帽。 

しかし聞きたいバンドがかぶってて、どうしよー。全部聴いて踊り狂ったら、わたしゲッソリ痩せそうだわ。

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