インサイド・マン [映画メモ]
スパイク・リーの映画。
スパイク・リーというと、なんか懐かしい。
さて、この映画だが、銀行強盗の映画なのだが、最後の大どんでんがえしが素晴らしいという映画評をどこかで読んで、見た。
それぐらいの予備知識だったので、はたして楽しめるのか確信がもてないまま見始めて安心した。
というのは、登場人物が魅力的だからだ。
それだけで、映画とは見ていけるものなのだと、あらためて思った。
さて、私の感想としては、大どんでん返しというような感じではなかった、
そういう意味で言うと、どこが?って感じ。
ただ筋書きが凝っているのは、確か。
とても知的な映画だ。
たぶん、何回も見たくなる、見る価値のある映画。
銀行強盗の映画なので、そのトリックや、警察と犯人の心理戦が面白かったりはもちろんするんだけど、それだけじゃないのがいい。
そしてジョディ・フォスターがとてもはまり役でカッコイイ。初めてジョディが素敵な人に見えた。
私もたまには、この手のバリッとしたクールなスーツを着て、キレ者ぶりたいな、と思えた(笑)。
ジョディのこの感じは、女性性を無視したり否定しているわけじゃなく、かといって女を武器にしておらず、虚勢を張って粋がってかっこつけてる感じでもなく、素敵。
日本で、この手の素敵な雰囲気を出している女性は思い浮かばないな・・。
どうしたって、かわいらしさとか、女の色気を武器にしている気がする。
もしくは、完全に女性性を無視したり、否定したりしてしまっている女捨ててる系。
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