BTSがレディガガを越えてMJに近づいてきた感。 [BTS]
BTSが来米した時のファンの騒ぎはまるで、ビートルズとかマイケルジャクソン並の反応だ、みたいな話は耳にしてはいたけど、もはや近い、とはいえ、まだスーパースターに限りなく近づいてきたスーパーアイドル、みたいな感じかなーと思ってたけど、permission to danceで、私は、あ、この人たちマイケル・ジャクソンに並んだか、と思いました。
個人の感想です。
が、この曲を聴いて思い出したのは、We are the world.
いや、こんなすごいものを無料で何度でも見れるって本当になんて有難い世の中なんだろうか、と感謝の念が生まれて心が現れちゃったし、We are the worldの偉大さに改めて感動して、BTSと比べるのはおこがましい気持ちにはなってきたけど、でもpermission to danceで思い出したのは、確か。
世界のトップスターとしての、世界を視野に入れた徳の高さを持ち始めた感じが、MJを彷彿とさせたし実際方向性としては、そっちの方向性だもんな。最高のシンガーソングライターでありながら、最高の踊れるエンターテナー。
dynamiteもLife goes onも、基本的には目指す方向性はこっちだったんだと思うけど、permission to danceで結実した感ある。
私も感動して泣いてしまったけど、多くのリアクション動画で、みんな感動して泣いてしまったといっていて、そういうパワーがある。
今思うと、ちょっと星野源の恋ダンスとか「うちで踊ろう」のコンセプトを真似された感はあるけど、まあテテが星野源大好きなことはみんな知ってるし、世界規模で暖かい気持ちを配れるのは、世界のトップスターだからできること。
しかも曲が聞こえなくても、ダンスとビジュアルを楽しめるから、耳が聞こえなくてもBTSのパフォーマンスは十分に楽しめるわけで、世界的影響力のあるトップスターが、手話を持ってきたのはすばらしい。
レディガガも、社会にいろんなポジティブな影響を与えているし、正直、レディガガの「Rain on Me」とBTSの「ON」って歌詞のコンセプトがちょっと被ってるよな~、どっちが先?と朧気に思ってたんだけどBTSのほうが3か月くらい早いのね、、、それはさておき、それよりBTSは前に出た、より高みに来た、Love yourself的なところから、さらにWe are the world的な視点にきた感。
やっぱりアーティストも徳が重要だよな。
J.Y.Parkがそのあたりを力説してるのを見たことがあるけど、韓国アイドルはそのへん心得ているの、世界征服の上でも強いかも。
昨日、ル・ポールのドラッグクイーンレースを見てたんだけど、どんなに綺麗でも、結局、性格の悪さや心の狭さが滲み出ているクイーンは応援する気になれなかったし、結果そういう人たちは落とされていった。
やっぱりパフォーマンスに、品格や器、好感度みたいなものは滲み出る。
英語でいうと、likabilityとかcongeniality, integrityみたいな言葉でシリーズの中では表されていて、それらが評価軸の一つになってた。
でも、そういうコンペでの評価軸というだけでなく、ふつうに芸能人とかアーティストとしての器の大きさ、人気の持続性にはそういうのが関わってくるよな。
BTSは、ルポールのドラッグクイーンコンテスト的な視点で見ても、とても強い。
パフォーマンスのレベルの高さとか才能、センス、美しさももちろん重要なんだけど、結局それに惹き込まれていくか、愛せるか、面白いと思えるか、ずっとこれからも見たいと思えるかは、人間性というか。
そういうのって、とっても大事よね。
コメント 0