ドレスを着て生きてけばいいじゃない。 [生活雑感]
3つ、4つのころから、お姫様にはなりたかった。
なぜならいつも素敵なドレスを好きなだけ着れるから。
お母さんになりたいとも、お嫁さんになりたいとも思ったことはなかったけど。
でも21世紀の日本人である自分はなんてラッキー。
それは実は、全然無理なく可能なことになっていた。
物理的にも、社会的にも。
もはや、インターネットで、ありとあらゆる国のありとあらゆる種類のドレスを、お手頃価格で、しかも品質も十分なものを簡単に入手できる時代になったのだ。
昔からASOSやBUYMAやらmod clothやらを使って、海外のドレスやらワンピースやらを物色することを趣味としていた私。
ミシェル・オバマのドレスや、キャサリン妃のドレス、テイラースウィフトのドレスだってチェックしちゃう。
高円寺の古着屋をまわって、70年代サイケデリック系古着ワンピースから、アメリカから輸入した系のインド綿を利用したヒッピー風ワンピース、むげん堂とかマライカ、チチカカ系の民族系テイストを取り入れたワンピース。。
ありとあらゆるワンピースが好きだ!!
ええ、そうだ。
ロキシーとかビラボンとかいったサーフブランドのラフなビーチドレスも好きだし、タイやバリの土産物屋で売ってるようなチープなビーチドレスだって大好きだ。
300円のドレスも、3万円のドレスも等しく愛してる。
私のワードローブの8割くらいをワンピースを占めている状況というのは、大学時代からさして変わってないと思う。
が、私は今年の春、アップデートしようかと思う。
ワンピースじゃなくて、ドレスでもいいじゃない。
日本に帰ってきて改めて気づいちゃった。
日本は肌の露出にうるさい国だなと。
別に人のために装うわけではなく、己の自己満足のために装うわけだが、顰蹙をかったり、悪印象を与えたいわけではない。
で、友人の披露宴用のドレスを物色してるうちに気づいちゃったわけだ。
日本人向けで、日本社会向け、もはや若くない、会社員、という縛りがある中でも、十分に素敵なドレスが買える時代になっていることに!!
私はミニマリストとかと逆行してくよ。
ミニマリストでジョブズみたいなことが向いてる人はやればいい。
たしかオバマ大統領も、食事のメニューを決めてるとかじゃなかったっけ?
無駄な選択に使うリソースをほかの重要でフォーカスしたいことにまわす。理にかなっている。
だが私の場合は、着道楽なのだ。
装うことで、ストレスを発散し、人生を愛でているのだ。
リモートワークがしたい。会社に行くのはめんどくさい。
が、会社に行く唯一のメリットとしては、私のあのかわいいワンピースをみんなに見ていただこう、みたいなね、そういうところに見出せるようなそういう人間なわけ。
南国に住みたかった一つの理由、ビーチライフを送りたい一つの理由が、サンドレスとかビーチドレスを着て暮らしたかったから、というのもあったりするわけ。
春は楽しいね。
日本に帰ってきて、服のバリエーションを沢山持たなくていけなくてめんどくさいと思うが、それでも春になってうきうきして春らしい服を物色する楽しみは何ものにも代えがたいと思う。
21世紀を生きる私に与えられたすごいアドバンテージである。
庶民なのに、毎日好きなドレスを着て生きられる。
コロナ全盛であろうと、ネットショッピングで世界中、日本中のドレスを買える。
この特権を思う存分にありがたがって、享受して生きていくわ。
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