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地獄の淵くらいまでなら付き合ってあげる。 [メディアまわり]

今日のプロフェッショナルは真剣に見た。

ひきこもり支援の石川さんの話だ。


日本に帰国して、今の仕事になんの社会的意義も感じず、今まででもっともやりたい仕事じゃない・・と感じている私は、社会的意義のある、これだという仕事。


ひきこもり支援というのはピンときた。

彼の言葉は響く。


自分が実際に体験したことは、自信をもっていいんだぜ。


精神的な飢餓状態にあるひきこもり青年に、

人とのかかわりからやさしさやらをシャワーのように浴びて何かを感じてほしい、と願う。


働けっていうのは、金銭を稼げっていう意味じゃないと思う。

社会的に意義のあることをしろってことだと思う。


自分は施しを与える立場なんかじゃない。

自分だって元気になりたい。

一緒に元気になれるから、いい。


3歩進んで2歩下がるで、いい。

それを繰り返して前進する。


どういう選択をしたとしても応援してあげるから心配しなくていい。

地獄の淵くらいまでだったら付き合ってあげるから。


素人の目線で、プロにならずにアマチュアイズムで高みを目指したい。


色々とインスピレーションをくれる素敵な人だ。


中年引きこもりというのは、私にとっても見て見ぬ振りができない、他人ごとではない病理だ。


進学校に進学はしたものの、なんとなく馴染めなくて、ドロップアウト寸前、ニートがかったまま、、なんとか大学に進学したことで少しずつなんとかなっていったものの、高校時代の友人はみんな私が社会不適応気味ながらなんとかこうにか、生きづらいまま、それでもどうにかやっている、というような人間であることは知っている。


私はそういう人間で、いつか立派な大人になったら、親との関係に悩む思春期の子供の力にいつかなれたらいいとぼんやりと思っていたことだってある。

それこそが、そういうつらい経験を潜り抜けた私にしかできないことだ、そして私にはやりがいをもってできることだ、と。


結局、立派な大人にもなれないまま、その頃の苦しい思いも忘れつつあるが。


どう助けになるかはわからないけど、それでも石川さんのように、一緒に東南アジアや沖縄旅行に連れ出して、引きこもりの人が生きる気持ちを取り戻すという話がありなのであれば、それこそもっと外こもりを推奨する方向での支援ができるような気がするな、などと思った。



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