マネーはこれからどこへ向かうのか、大前研一2017年本。 [読書メモ]
マネーはこれからどこへ向かうか 「グローバル経済VS国家主義」がもたらす危機
- 作者: 大前 研一
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/16
- メディア: 単行本
最近、大前研一に興味を持ち始めたばかりのわたし。
やっぱりビットコイン効果だね。
積み立てNISAとかidecoで投資信託をついにことしは始めようと思っていろいろ勉強していたら、世界経済にももちろん興味が出てきて、世界経済を語るということにおいて、この人は一人者らしい。
以前にホリエモンとユーチューブで対談している音声をきいて、今までの世界経済の動きをつかむにはこの人の著作は役に立ちそうということで、拾い読み。
いや、拾い読みよりは熱心に読んだけど、精読とはいえない、くらいかな。
非常に勉強になりました。
精読したらもっと勉強になるんだろうけど、まあ時間もないのでこのへんで。
とはいえ、日々、DMM英会話ニュースを読んだり、池上さんの世界情勢常識シリーズは毎年絶対読んだりと、世界情勢になるべく気を払うように心がけつづけて数年経ったので、世界情勢に恥ずかしいほど無知だった5年前うらいと比べたら、だいぶ知識も蓄積されたようで、大前さんの著作をふんふんと読むことができた。
とはいえやっぱり無知だからこそ、とても勉強になったのであって、日ごろから勉強してる人にとってみたら、お前専門家なんだからもっと専門的な見解を見せろやっていうことらしく、アマゾンでの評価はそんなに高くないようだ。
さて、見たところやっぱりイギリスのEU離脱の動きから次どうなる?はウオッチしないといけないところだというのとか、イギリス人労働者はやっぱり勤勉で有能で、日本型経営の要点もしっかり理解できてついてこれるという相性の良さがあるとか、そしてイギリスもアメリカも雇用を外国人に奪われたとか言っているけれど、実は失業率5パーセントほどということで、これは実は働けない人とか働きたくない人とかが一定数いることを考えると限界値といえて、実は外国人労働者がいなかったら人手不足な状況に陥るくらいの状況だとか。
あとドイツも失業率1パーセントとは。
あとは日本の問題ですね。
少子高齢化はやっぱり世界でいちばん日本が進んでいるんだなあ。
我ながらちょっとぞっとしました。
ここはやっぱり一人ぐらい日本の未来のためにも、自分の未来のためにも一人ぐらい産んで、両親のボケ防止のためにも、高齢者の雇用創出のためにも、あと5年くらいは両親に時給1000円くらい払って育児を一日数時間肩代わりしてもらうとか・・とかふと考えてしまった。
身内だからってただ頼るんじゃなくて、ちゃんと時給はらうとかもありだよね。
それだって、やはり信用できるわけだし、実母とかだったら別に子育て方法とかにも特に文句ないし(私が母親になったとたんに最新育児常識と母性本能を身に着けたら、また言うことも変わるのだろうが)。
でもってあとはまあ、この本を見た限りだとやっぱり東南アジア、ベトナム、インドネシアあたりはやはりなかなか堅調っぽいな。
しかし東南アジアの特徴はシンガポールをのぞいて、政治の腐敗がすごいこと、、との仰せ。
まあねえ。ベトナム、ミャンマーは特にひどいと、、、まあやはり社会主義国は独裁色が強くなり、そういうことになるのでしょうか。
このへんは相関関係がよくわかってないけど、なんかそういうイメージという適当なイメージで言っておりますが。
大前研一 2018年の世界~2時間でつかむ経済・政治・ビジネス、今年の論点~(大前研一ビジネスジャーナル特別号) (大前研一books(NextPublishing))
- 作者:
- 出版社/メーカー: good.book
- 発売日: 2018/02/02
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
大前研一本としては、このあたりも興味あるから、今度読んでみようっと。
2018-02-12 22:55
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