大宮エリー「生きるコント2」 [読書メモ]
古本屋さんで全品50パーセントオフという素敵なセールをやっていた時に、ふと買ってしまった。
たまにはこういう、かるーい本で、頭をリフレッシュさせる、気分転換になるような本を読むのもいいかなって。
やっぱり書籍はまとまってる分、ネットとは違う良さがあるしね。
大宮エリーには特に何の思い入れもないんだけど、生きるコント2ではなくて最初に出た「生きるコント」の方を絶賛してる同僚がいたことをふと思い出しながら。
でもって、感想としては「まあまあ」って感じかな。
びっくりするほど面白いということは全くない。
ただ東大入って、電通入って、今もなんだかんだと芸能界でポジションを確保している、そういう女性のあり方に興味があるし、それだけユニークなものを持っているんだろうか?という好奇心も働く。
よって、2が出たということは、1の評価が高かったからだろうから、1の方こそ読んでみるべきだったかも。
ということで2はそんなに面白くはないんだけど、1も読んでみたいな。
そしてそんなに面白くはないと言いつつ、この人のサービス精神はすごいなーとちょっと啓発された。
家庭教師エピソードね。
あの手この手を使って、子供に勉強をさせようとする対応は、なかなか頭が柔らかい。
それから、電通をやめた時の話がちょっと今の私に良かった。
結局「自分の心が求めることをするようにすれば、ずっと今より幸せになれるよ」っていう、シンプルな話なんだけど。
私も色々と自分の心にしたがう練習をしてきて、その結果、今ここでこうして生きているわけですが。
やっぱりここでも色々と見失っている。
だからね、ハッとしました。
その意味では、ありがとう、大宮エリーですな。
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