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今日のあまちゃん【ゆいちゃん名演技編】 [メディアまわり]

橋本愛って演技うまいんだなと今日初めて思った。

今日の回の、ぽろぽろ涙を流しながらの演技はすごかった。

激情して、抑えて、あざけって、、、とかなりトーンに揺れ幅があって、かなり難しいものが求められるシーンでもあったと思う。

なかなかウソっぽくならずに頑張ってた。

でも一番良かったのは、そのあと、あきちゃんと先輩から変顔のメールが届いて、

「ふへへへ」って泣きながら笑うシーン。

これは橋本愛の演技がというより、宮藤官九郎がこのシーンを入れたのがすごいということなのかもしれないけど。

このシーンがあることで、収集がついたというか、ぐっと話が締まったというか。

おそらく、修羅場シーンで共感できない視聴者も、このシーンで共感できなかった人はいないのではないかと思われる。

じっさい、そのシーンを見てる自分の中にあるやり切れなさとか痛みとかが、ゆいちゃんの痛みと一緒にちょっと慰められた気持ちになれた。

何気ないんだけど、実はなかなか思いつかないような、なかなかの名シーンだと思った。

こういう友達の励まし方って、しばらくしてないな。

やっぱり若い時の励まし方だわ、だからこそキュンとしたのもあるんだろうな。

そうだわ、あああ、そうだわ、やっぱクドカンなんだわ。

中学生マインドというか、青い時代のステキさの感覚を保持していて、作品中にぶちまけてくる、それこそクドカンで、それに私は毎回、ああああああーっとなるんだったわ。

で、私以外のみなさんも、ああああーってなるから、クドカンは国民的に人気なのだわ。

なんだかすごい大事なことを思い出した気になりました。

というのも、あああああーってなれる私は、ちゃんとした、まともでイケてる青い時代の経験と思い出と感受性があるってことで、それによって今もちゃんとその恩恵をこうむって生きていられてることに気付けたことだわ。

もちろん、逆のこともあるわけよ。経験も感受性もなく、それで人と共感できずに困っているという部分だってたぶんある。

でも愛すべきまともな経験と記憶と感受性はあり、それをもっともっと大切に生きていい気がした。

あまちゃん的な友達の慰め方を忘れていたように、なんだか自分にないものを求めるばかりで、自分の中にある大切な部分を押しやって生きてきてた気がした。


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