マイケル・ジャクソンの愛した人。 [音楽メモ]
マイケル・ジャクソンの追悼番組を見ていて、切なくなった。
特にスリラーのPVとかの、キラキラいきいきとしたまだ若いマイケルを見ていたら。
そして、リメンバー・ザ・タイムで見せる表現力を見ていたら。
彼は人を愛せない人ではない、彼には好きな人がいたはずだ、とふと思った。
一体、誰を愛していたのだろうか。
そこで以下の記事を見つけて納得した。
そうだったのか。ダイアナ・ロスが大好きだったのだとしたら納得。
スター・ウォーズ エピソード2でアナキン・スカイウォーカーがパドメを崇拝したように、
幼いうちから芸能活動に明け暮れたマイケルが身近なスターでありお姉さんであるダイアナ・ロスを崇拝するのは、むしろ自然だし、
繊細そうで純粋そうで完璧主義そうなマイケルが、至高の才能と魅力を持ったダイアナ・ロスを生涯思っていたとして、そこにも違和感はない。
誰を信じていいかわからなくなりそうな子ども時代からの芸能界入りというマイケルのプロフィールにも、
マッチョイズムを感じさせないマイケルの雰囲気にも、「14歳年上の憧れのお姉さんが生涯好きだった」って、すごくしっくりくる。
そして、色々な大物たちと浮き名を流したダイアナ・ロスが、14歳年下のマイケルと結婚を選択しなかったのも、実際のところは知らないけれども、ふつうに考えれば、まあわかる。
彼女にとっては、かわいいマイケル、大好きな弟であって、それなりに甘い関係だったとしても、夫というふうには考えられなかったとしても全然不思議なことではないだろう。
そう思って、リメンバー・ザ・タイムを聞くと、余計に切ない。 このPVも、人妻&マイケルだしね、なんか設定は通じるものがある。
ちなみに高校生の頃、ジャクソン5はじめ、マイケル・ジャクソンのアルバムを多少は聴いていて、たぶん「リメンバー・ザ・タイム」はわりかし好きな曲だったと思う。それでも、あの頃はちゃんと歌詞を見たりしなかったのだろう。それか若かったから、ありふれた歌詞としか思わなかったのかも。
今、初めて歌詞を知って、こんなに切なく世にも美しい歌だったのかと、びっくりした。
When we fell in love
We were young
And innocent then
Do you remember
How it all began
It just seemed like heaven
So why did it end?
Do you remember
Back in the fall
We'd be together
All day long
Do you remember
Us holding hands
In each other's eyes
We'd stare
今聴いても、いい曲だと思うというのは、本当にいい曲なのだろう。
年上の女性への思慕や憧れというのは、なかなか純粋で美しいものだと、最近の私は感じる。
http://michaels-page.seesaa.net/article/193265572.html
コメント 0