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幸せになる方法。 [生活雑感]

「脳にいいこと」だけをやりなさい!

「脳にいいこと」だけをやりなさい!

  • 作者: マーシー・シャイモフ
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2008/11/07
  • メディア: 単行本
 
 
 
 
 
 
 
正直いうと、この本はそんなにおすすめではありません。
いうほどちゃんと読んでないし。ぺらぺらめっくってみただけなので、ちゃんと
評価できるほども読んでないけど、なんか根拠や 例えが弱い印象。
 
ー無理矢理じゃね?
ーそれとこれとは違うでしょ。
ーいやそうとは思わないけど。
 
とついつい思うような根拠や例えばかり。
ポジティブ思考が脳にいいとかね、最近の常識になってきているので
結論としては正しいと思いつつもね。
 
だが、この本の中にあった一つのエピソードで私は涙を流した。
 
それこそ真実と思った。
 
そのエピソードとは。
 
カリカリいらいらしてる人がスーパーのレジで自分の後ろに並んでて。
うわ、嫌だなヒステリー女、と思ったんだけど、
そこをぐっとこらえて、「この人は今日イヤな目にあったのかもしれない」と
優しい気持ちで考えて、「急いでいるならお先にどうぞ」と順番を譲ってみた。
そしたら、人の優しさに触れたその人は「ありがとう」と別人のように角がとれたって話。
その人だけでなく、それを見てたまわりの人たちも気持ちがよかったらしく、
そういう目で見られた自分も気持ちがよく。
そうしてみたら、他人を少し幸せにしたげる機会なんていくらでもあることに気づいたと。
そして実践しているうちに、毎日が幸せになった。
 
素敵じゃない?
なんで涙が出たかというと、自分もそういう経験があるからだ。
いろんな立場において。
だから、その循環がわかる。
 
たとえば私がつらい事が4つも5つも重なって、ああもう神経がもたない・・・という
気持ちになっていたときがある。
 
まあどう考えてもそういう時の私は魅力的じゃないだろう。
だけど、そういう私に、見知らぬ人が、ふとすごく親切にしてくれたとする。
そう、レジの店員さんとかかもしれない。
 
そうしたら私は救われる。
ハッとする。
確かにそんなふうに、見知らぬ人のちょっとした親切に涙が出るほど感謝して救われたことが何度かある。
 
そうだった、あれは松葉杖生活のときだ。
慣れない新社会人で激務で、それだけでもひーひーなのに、さらに人の3倍の時間をかけてしか歩けない
ことにイライラしてた。
松葉杖もまだ扱いが慣れてないから、手や脇が擦り剥けちゃったりして。
両手がふさがってるから、コンビニでお弁当ひとつ買うのも大変で。
 
そんなときに、「焦んなくていいから」と声をかけてくれた、見知らぬ駅の売店のおばちゃんとか、
エレベーターで一緒になった知らない派遣社員の人とか、弁当買ってきてあげようか?と言ってくれた
全然親しくない先輩社員とか。
 
今でも覚えている。記憶の中の財産だ。
 
ほんのちょっとした優しさを人にわけることで、どっかの誰かを心から救う事ができるなら、
そんなステキなことはあるだろうか。
 
そして、そんなステキなことをいつもしている先輩というのが、何人か
今まで私のまわりにいたが、彼らの人生は充実していた。
 
人に愛されて生きる人生は格別だからだ。
彼らは、その行いによって、まわりの皆から心から敬愛されてた。
 
あと逆におばちゃんたちね。
おばちゃんがモンスター化するのは、彼女らは優しくされないからだと感じたことがある。
子どもや若い女子だった頃は、誰かがいつも気を使い守ってくれていたのに。
おばちゃんになると、そうでもない。 
むしろおばちゃんだからって、なめられたりゾンザイに扱われたりする。 
だから自分の身は自分で守らなくちゃってな気分が、彼女らを時として不要にかたくなに利己的にさせている
のではないかと感じた事がある。

それに私も小さな親切が大好きだ。
席を譲る、落としたものを拾ってあげる、そういうことで、少し救われる。
 
だからわかる。
まわりの人々に心から愛されて生きる人生は、どんな人生でも幸せだし、
まわりの人々を少しでも救える人生なんて、超幸せだ。
 
逆に私はあえて利己的になってみたこともあるけど、幸せはどんどん逃げた。
 
人を利用しようとする人に対してNOと言わない受動的な優しさじゃなくて、
つらい人を助ける能動的な優しさを。
 
その判断力は個人によるから、どっちと考えるのかは、紙一重なこともあるかもしれないけどね。

 
 
 

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