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銀河鉄道の夜 [気になるもの]

私が発接触した銀河鉄道の夜は、ますむらひろし?のアニメだ。 だからジョバンニというと、青い猫が思い浮かぶ。 銀河鉄道999といい、どちらも子供にとっては、薄ら恐ろしい夢のような存在だった。 ところが今現在は、リアルな日常が銀河鉄道みたいだ。 都会のバスや電車の最終にたった1人乗っていたりするとね。 このまま異界に運ばれていくのではないかと思う。 吹けば飛びそうな現実感。 私はいつでも離脱できる距離感を保っている。 支配されるのが怖いからだ。 だけどそんな私と現実を繋ぎ止めているものは、ものすごい希薄な、こよりみたいなもんで、申し訳程度にくっついているに過ぎない。 吹けば飛びそう。 正気を保てるギリギリラインだろう。 もっと現実にコミットしなくてはならない。 そう思うけど。 そんな前向きな試みは、現実にいるときのアタシがするものであって。 そんな試みごと、ぽっかりと忘れてしまいそうになる。 誰かを信じなくてはいけないと思えば思うほど、誰かを信じるという行為が危険なものになり、よりそれが恐ろしいものに感じられる。 自分を信じればよい。 そうだな。
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