人は目に映るものが全て。 [生活雑感]
極論な。
と思うのは、庭で仕事していれば、庭の植物の状態が気になって、ああなんて美しく咲いているのかしら、とか、あれ?この葉っぱが丸まってるのはなんで?虫害?とか、この部分がイケてないんだけど、なんとか改善するにはどうしたらいいかね??とか、庭のことばっかり考えてしまう。
そして、部屋で仕事をしていれば、片付いていない箇所やら、床の埃やら、色々気になってしまい、結果として、最近すごい掃除している。
掃除するのはいいことなんだけど、掃除して、片づけて、、そんなことに結構毎日時間を割いている気がするのだが、その割に、いつまで経ってもさっぱりしない。
これは一体どういうことだろうか?
しかし、とにかく本棚を買った。
どうにもこうにも、本をイイ感じで収納できるスペースに限界を感じ、やっぱり餅はモチ屋じゃないけど、本は本棚だな・・と今感激している。
なるべく本を買わないように、増やさないように・・と心掛けているのだが、限界があり、どうしても少しずつ増えてしまうのだが、ああ自分の中身ってこんな感じなんだ、と自分の構成要素が本棚で丸わかりになる感じ。人間性がにじみ出てしまう。
でも、ああこうやって私は生きてきたのだなあ、昨今・・と本棚を眺めてしみじみする。
色々と忘れがちなことが、本棚として、目に映るところにならべられることはいいことだと思う。
私はこんなことを学びたかったんだ、こんな生き方をしたかったんだ、こんなことに興味があったんだった、、こんなことを懸念してたんだった・・・日々に没頭していると忘れてしまう、すべてがそこにある。
美しい花とどんどん大きくなる新芽に囲まれていると、楽園に生きている気がするし、幸せを実感するし。
と思うと、やっぱり見た目というのは重要だ。
鏡に映る自分がとりあえず実態はどうであろうと、それなりにイケてると自分で思えれば、そこに救いは発生するが、どうみても冴えない中年がいたら、それは目をそらせない現実だ。
最近の私の腰回りが、急激に中年づいていてやばい。極楽在宅勤務様のせいだ。
それと、とにかく家で働いていると、家が世界のすべてになりがちで、部屋と庭と、そればかり見ているから、そのなかのことばかりよくも悪くも気がいきがちで、家にいるから、ゴミも良く出るし、髪の毛もよく落ちるし、パンくずも落ちがちだし・・掃除もしたくなる。
箱庭的な・・・自分のための、心地よい世界の構築、最適解を自分でつくれるんだから、楽しめばいいさ。
でもそれで1日が終わってしまうことがないように、外の世界とつながる、外の世界のためのアクティビティにもちゃんともっと時間を割きたい。
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