焦る俺。 [生活雑感]
日本帰国して、焦ってる。焦ってイライラしてる。
どうしよう、このままじゃまずい。
日本の田舎に埋もれる、何者でもないおばさんとして透明人間のように、そして資本主義の下僕として楽しくない仕事をして、こんなの私の仕事じゃない、こんなことしてる場合じゃない、このまま人生終わってしまう、とヒリヒリ焦りながら時間を送るのだろうか。
そんなの耐えられない。
転職を繰り返すダメ人間。
それでもいい。
そういう人間なんだもん。
急がないと。
はやく次の手ごたえをつかまないと。
そう思って焦るけど、焦ってもうわ滑ってる。
時間を有効に使えてない。
ともすると、現実逃避。
読書や映画鑑賞やテレビ、ニュース、YouTubeがとても面白い。
が、何かを得た気になって本当に何かを得ている?
高校時代、大学時代、モラトリアムな時代に散々楽しんだけど、結局何を得た?
多少は得たものはあったかもしれないし、日々の中にそれらを楽しむ娯楽の時間はあっていい、
見聞は拡がるし、視野も拡がるし、気分転換になったり、想像力も鍛えられる。
が、それによって活動量が、世界とのかかわりが減ってしまうのはダメだ。
でも得たことというか、そうよねえ、とそれらから肝に銘じたことを一応メモ。
自分がどういう人間か、自分の取り扱い説明書を自分でよく心得ること。
とりあえずでも会社を立ち上げておくこと。
ほんの少しの収入だって、収入がありさえすれば会社を立ち上げることができること。
やっぱり好きを仕事にすること。
今一度何が好きなのか、あらためて考えてみる。
結局手が届きそうなところから「現実性がある中で耐えられそうな仕事」というように妥協から始めるんじゃなくて、一番何をやりたいのか、そこからブレークダウンしていくのもありだと思う。
この年になって、だが。
例えば、やっぱり私は仕事としては、社会貢献できることがしたい。
人の役に立っているとあまり思えないのが、今の仕事があまり好きでないポイントだ。
きつい仕事だとしても、社会貢献度が高ければやりがいがあると思う。
さらに最近はドキュメンタリー映画を通して自分の知らない世界の現実を知ることが大好きだ。
そんな私が、最近シリア映画を見たいなと思って、「アレッポ 最後の男たち」を観たくてググっていて、ユナイテッドピープルさんという会社を見つけた。
社会派映画を海外各国から買い付けて興行をあっせんしてる会社のようだ。
こういう仕事すごく興味あるな。
なんかこういう方向性から仕事を模索してみようとかなと思った。
あとは移動時間に仕事をするというホリエモンの話でふと思ったが、私はやっぱり三半規管が弱いらしくて車移動や新幹線移動の最中にはうっすら気分が悪くなったりするし、仕事に集中できないよね。
でも結局フィジカルの強さ、動物としての強さ、強固な意志、負けん気、みたいなものって仕事でも大事で、足元見られたり、舐められたりしないようにすることは大事だね。
また継続は力なりですから、疲れていても二日酔いでもなんでも絶対にブログを更新する、というようなことが本当に信頼につながるし大事なわけだ、というのはなるほどそうだよな、と本当に納得した。
いいなと思ったことはすぐやる、粘り強くやる。
戦略を考えてやる。
間違った方向に歩いていたら意味ないから、方向を見定めるのも大事だけど、なんでもいいからアウトプットしていくことも大事だよな。
私はビビりで安定志向だが、それは自分の「やりぬく気力」に自信がないからなんだよな。
「どこに行ってもなんとかなる」力というか。
でもそれって、私はどこにいっても人に恵まれる、人に好かれる、とかと近しい気がする。
そして結局それは、にこにこ感じよく、人懐っこく、図太くいる、ということで、意外とすぐできるのかも。
でも合わせて、美人でオシャレでスタイル抜群でいる、ということも助けになる気がする。
特にもうおばさんなんだから、日本では独身のおばさんというだけでディスられたりする中で、「でもすごいスタイルいい」とか「でも美人」「でもおしゃれ」という、おばさんだけど舐めんなよ、という防護服として役立つ。
別に「すごい面白い」「すごい社会的成功をおさめている」「すごい人間力」みたいな最強の武器があれば関係ないんだが、ただの私としては、そこらへんをおさえておくことはコスパがいいんだろうな。
結局、インスタとかユーチューブ、SNSの時代、見た目で判断されてしまうことは否めないし、特にたとえば若い子や子供には「かっこいい」「わくわくする」ということは大事。
さらに私自身も、自分がセクシーだったらやっぱりワクワクするし気分がいい。
といってね、、これ日本で陥る危険思想、罠だな、とも思う。
なんとなく焦ってる、面白くない、今のままじゃダメな気がする、そんな時に訳もなく達成感を得ようとして、ダイエットしてみたり、整形してみたり、運動を始めて、朝活して、習い事して、自分磨きしていてそんな私とりあえずなんかやってるという気持ちになるアレね。
不思議と海外にいるとそういう感じにはならない。
なんだろ、日本生活はやっぱり退屈だからなのかな?
なんかこの閉塞感から抜け出すには、そういう道しか身近にないのかな?
いかん。
たしかにオシャレを最大限楽しむのはいいことだ、何より私がファッションが好きだからね。
そこを節約のため、とか断捨離とかミニマリスト的になろうとして、気持ちを抑えこんで我慢することはない。
私にとってファッションで自己表現するのがとても自然なら、それは抑え込むことじゃない。
趣味なんだから、楽しんだらいい。
でも、なんとなく社会的地位を高まるかも?的な感じで、退屈で凡庸な行為に時間を割いてしまったら、それこそ差別化できん。
だったら私はもっと、人と違うユニークな冒険や探検に時間を割きたい。
または独自のソーシャルビジネスとか、ボランティアとか、金もうけの仕組みを考えて試行錯誤したい。
または自分とは何かを思いっきり恥ずかしいぐらいに追求して、自己表現してもいい、小説でも書いたらいい。
または興味があるソーラー発電について、もっと勉強してガジェット買って、蓄電器について大変でもいろいろ試行錯誤してみてもいい。
なんかワクワクできること、面白いことやってこうぜ。
確かに子供を産むとしても結婚するとしても、転職するとか起業するとかにしても、年齢的に焦る気持ちはわかるんだけど、面白くもないお前がいくら焦ったとしてもだな、しょせんまた同じ発想のまま掴めるものは今と変わらんだろうよ、という気がする。
ワクワクしないと死んじゃう、この退屈な会社員生活が続くだけ、またはほかから何かが降り注いできて何かに巻き込まれるんだとしたら、自分から何か始めちゃって痛い目あうほうがよっぼどいいよな!
とはいえワクワクすることが、全然社会問題の解決にならないようなことだとなんだか納得いかないわたしとしては、ワクワクしつつ、社会がよくなるようなことをしたいんだ。
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