新宿スワンを見る。綾野剛の演技力。 [映画メモ]
Netflixで新宿スワンを見ました。
東南アジアで生きていると、歌舞伎町を思い出すことがよくある。
私は歌舞伎町に詳しい訳では決してないんだけど、新宿の近くに住んでいたこともあって、新宿はしょっちゅううろうろしており、歌舞伎町もそれなりにうろうろしていた。
と言っても、ライブハウスであるリキッドルームとか、映画館とか、韓国料理屋とか、、歌舞伎町の周辺にあるそういう施設を普通に利用していたってだけで、いわゆる歌舞伎町っぽいもの・・・キャバクラとかホストクラブとか風俗とかぼったくりバーとか、そういうものは全く知らず。
ただなんとなくの雰囲気よね。
ギラギラしてて、ヤクザとか絡んでて、、みたいな雰囲気が、なんとなく東南アジアの繁華街に近いような気がしてどうなんだろう?と興味があったので、新宿スワンを見てみました。
女の子をスカウトするスカウトマンのギラギラしたのし上がりの世界を描いており。
とはいえ、この映画は序章って感じで全然完結してないのでなんとも言えず、だった。
途中退屈になることもあった。
ただ一つ言えるのは、綾野剛。
綾野剛ってセクシーでミステリアス、みたいな役をやってるのしか見たことなかったんだけど、今回は、それからは程遠いキャラクター。
直情系おバカキャラみたいな。
でもそれが全然ハマってたんだよねー。
そして結構ブサイク顔芸も満載で。
綾野剛ってブサイクだったんだなって初めて気づいた。
いやもともと顔は特別よくはないよね?とは思っていたけど、今回は本当にブサイク炸裂。
それで結構綾野剛を見直した。
カッコつけてないじゃん!
これくらい捨て身で演技できるんじゃん!
という感じで。
しかも結構自然だったしねー。
セクシー売りだったら飽きられる頃だったと思うから、いい転換をできてよかったね、役の幅が今後広がったね、と上から目線で感じました。
でもそれくらいしか残らない映画だったかな。
歌舞伎町という世界に関しては、別に新鮮な驚きはなく想像通りって感じ。
そんなもんだろうなー、という。
まあ一つ思うことがあるとすれば、どこの世界も一緒で、たとえ基本的に女を食い物にしてなんぼみたいなスカウトの世界でも、主人公みたいな感じで、ある程度の良心がある人はいるんだろうなということ。
人間だものね。
あとは山田優のクラブのママ役がすごくハマってた。
すっごく綺麗。
すごく綺麗な人に、ああいうしっとりした着物を着せたら、ドレスを着せるより、ずっと美しいんだなあ。
只者ではない、超越した美しさを感じました。
あとはまあ、沢尻エリカのボディ?
太っているとか、すごい巨乳とかではないんだけど、ちょっと肉感的なあの感じ、なかなか魅力的なんだよね。
それが下着姿ばっかりみたいな役柄で生えてました。
でも、映画の最後で、 清楚な格好で歩いてるところが一瞬映る訳で。
露出のない白いシンプルなカットソーに白いコートに黒の細身のパンツ、みたいな出で立ち。
これもやっぱり、安っぽくて露出満載の格好との対比で際立った。
やっぱり上品で気高い格好、、ってなるとやっぱり白、そしてシンプル、、ってことになるのかなー。
Netflixで新宿スワンⅡ見れるようにならないかなー。
見れるようになったら、Ⅱも見てもいいなって感じです。
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