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J・エドガー [映画メモ]

クリント・イーストウッド監督、ダスティン・ランス・ブラック脚本で、レオナルド・ディカプリオ主演。 

 

もうDVD出てたのね。

なんとなく映画館に行ってしまって、レイトショーでもなくレディースデイでもなく

1800円払ってちゃんと見ちゃったわ。

なんか心惹かれるものがあったのね。

FBIに興味があるからな、それを一代で作り上げた敏腕長官なんてとても興味ある。

だが、まあ感想としては俗物親父ですよな。

でも若い頃は理想に燃えた、仕事一筋の青年だったのよね。

それが、FBIという組織を守るためとはいえ、盗聴データで大統領を脅したりと、だんだん怪物じみてくる。

映画として面白いところは、そういうところかもしれない。

フーヴァー長官が英雄だということ事態が、私はよく知らなかったけれど、

そういう人物を、美化もせず、こき下ろしもせず、等身大のように描いているところは誠実なのかも。

しかしアーミー・ハマーってすごいね。

ソーシャル・ネットワークの双子役の時も思ったけど、人造人間みたい。

絵に描いたような完璧な美声年、という役どころに、これだけぴったりの人もいないだろう。

マネキンとかアンドロイドとか、、、もしくはマンガみたいだ。

でもそんなハマー演じるトルソンが、ちゃんとディカプリオ演じるフーヴァーを愛していて、

愛しているからこそ、フーヴァーが結婚を考えていると打ち明けた時に、「僕をバカにするな」と

感情を爆発させ怒り狂い、結局フーヴァーに「俺が悪かった、行かないでくれ」と言わせる。

なんかそれは感動したかも。お人形じゃなかったのだ。

ここで面と向かって怒り狂うのは正解だと思う。

でも、現実どれだけの人がそれをするのだろうか。

あと特筆すべきは、彼らが半分位を老人姿で演じているところだ。

これもお人形みたいなハマーによぼよぼな着ぐるみを着せて演技させる何かのプレイみたいだった。

あとはリンドバーグの愛息誘拐事件に興味を持った。これはアメリカの半世紀の大事件を知っててみた方が楽しい映画だと思った。

とくに得た物はないかなあ、、、得る物といえば、恋愛の側面ばっかりかな。

良き日も悪い日も、夕食か昼食どちらかを必ずともにすること、それを条件にする関係ってなんだかロマンティックではあった。 

 


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