なぜか、いつも遅刻してしまう人、しない人 [読書メモ]
- 作者: ゆうき ゆう
- 出版社/メーカー: 明日香出版社
- 発売日: 2003/06/15
- メディア: 単行本
ゆうきゆうって、まじめな本も書いていたのですね。
これがしかし、とても身につまされる内容でよかった。
遅刻癖の招待はというと。
ようは「時間管理の甘さ」にほかならない。
そして時間管理の甘さは何故生まれるのかといえば、
・自分の処理能力以上のことを詰め込んでやろうとするから
・時間の見積もり方が現実とあっていないから
・タスクの優先順位をつけるのが苦手で、優先度の低いタスクを優先度の高いタスクの前でも切り上げないから
なんですよね、端的に言うと。
そして、その諸悪の根源は
・決断力の無さ
・迷うことに時間を使い過ぎ
だと言う。
そしてまた、「ぎりぎりにならないと着手しないから」も遅刻の原意だが 、
それは、結局のところ、人生の目標がクリアーでないから、というところにつながるという。
人生の目標のためのワンステップだということが、理解できていれば、どんな面倒なタスクも
自分のために前向きに取り組めるはずなのに、それがぼんやりしているから、やらされてる感やら
が生まれるというね。
なるほど。
とてもすっきりした。
なんなら、自分の短所総祭り状態だから、とても合点がいく。
すべてはつながっていたのだ。
遅刻をなくそう、と思うより、さっくり決断しよう、時間を管理しよう、と思う方が前向きで
取り組みやすそうだ。
コメント 0