フィンランド記 [オススメスポット]
ヘルシンキ人は裸で泳ぐ。
顔は水につけない。
ゆっくり平泳ぎで泳ぐ、
水深は3.4 m。
水中ウォークは、日本で言うのとは意味が違う。
ようは浮き輪をつけての立泳ぎだ。
水中ウォークは、おばさんが多いがなめてかかると意外と大変だ。
水は塩素臭くなく、誰もキャップや眼鏡をしていない。
水着着用者だって少数派だ。
あとは生まれたままの姿だ。
足首にロッカーの鍵だけ、つけている。
フィンランド人は変わっている。
見た目はごく普通なのに。
なんてことは、この裸で泳ぐ人びとを見て初めて思った。
大体が、建物がそうだ。
見かけ上はごく普通の建物なのに、中に市場やプールがある。
そして、全く主張してない。
そして、建物がまた迷路のようだ。
構造が複雑な上にどこに入口があるのかさっぱりわからない。
大体英語表記というものが一切ない。
二ヵ国語の表記があるが、フィンランド語と、スウェーデン語の2つであり、まあどちらも全く意味がわからない。
2つの言語は全然違うのだ。しかし隣接してるのに、よくこうも言語的な影響がなかったものだ。
だいたいヨーロッパの言葉は大体似てる。
想像の範囲内だ。
さっき見てみたら、スウェーデンもデンマークもそうだった。
ところが、フィンランドだけは全く異質だ。
まあロシア語を知らないので、実はそっちと似ているとかはあるかも知れないが。
例えばnoだ。
ノンだっり、ニだったり、ネだったり、ネイだったり。大体想像の範囲内だから覚えやすい。
しかしながら、フィンランドはエイです。
ネイに似てなくもないけど、、。nの名残がもはやないし。
そして、ありがとうはキートス。
確かにキートスは聞いたことがある。
結局覚えて使えたのは、キートスだけだった。
しかし、北欧だからか。
陶器のように美しい肌の人が沢山いる。
抜けるような白さとはこのことだ。
やはりそれはそれは美しく、例えばビバリーヒルズ高校白書のケリーよりずっと美しい女性を沢山見かける。
だが、彼女らは、その美しい髪をドレッドにする。
今流行ってるのだろう。
あとは赤紫に染めてる人も多かった。
しかし、その国民の魅力が際立つのは、若い人ではなくおばさんだ。
なるほど、、フィンランドはおじさん&おばさん大国なのだということが良くわかった。
私が今回ここに来たのも1つはそれだから、満足だ。
女性が皆働くということ。
それは、美しくおしゃれで自信に満ちた熟年女性を沢山見かけることに繋がるし、いたずらに若さをもてはやす風潮にもつながらない。
トラムの運転手は女性が半分位いるし、マリメッコのフラッグショップは、店員が全員マダムだ。
ファクトリーショップは、若い女性が多かったが。
考えてみたらマリメッコ自体が年齢に頼らない美を表現していて、だから最近こんなに惹かれるのだろう。
こころゆくまでマリメッコ三昧できて幸せだ。
もっと大きなトランクで来て、買いあさっても良かった位だけど、これ以上やるとバイヤーだ。
しかし私がマリメッコに惹かれたのは、改装前のマルイの寝具売り場で見たウニッコの寝具一式だった。
なんて素敵なんだろう、こんなベッドに寝れたら世界が変わりそうだとさえ思った。
でも、奮発しても手が届く値段ではなかった。
それを手にいれて帰ってきた。
これはかなり幸せだ。
あとはベビーグッズも超かわいかったな。
あげるべきベビーがいないので、買うのは遠慮したが。
ちなみに他のフィンランドブランドは私的にはイマイチでした。
マリメッコは、さすがに国民的なブランドなんだろう、マリメッコのカバンを提げている女性の多いこと。
しかし英語頑張らないとな。
ヘルシンキの観光スポットとしては、現代美術館キアズマも、自然の岩をそのまま使って建築されたロックチャーチも休みだった。。
よって、はっきりいって、ただでさえあまり充実していない観光スポットはますます充実しておらず、しかしサウナとマリメッコで私は大満足だ。
因みにスタジアムもシリヤラインも、ドミトリーだが、十分清潔で快適。
しかし暗くなって、スタジアムにたどり着けたのは、奇跡だ。
まっくらなグラウンドを横切ったときは、本当に怖かったしね。
プールだって、暗くなっていたらたどり着けたか怪しいものだ。
ま、まず無理だろう。明るくたって、奇跡だ。
ロシア人やら北欧人を見ていると、スパイか殺し屋みたいな人が結構いる。
でも、確かにあながち間違ってないんだよな。スパイ博物館がある土地柄。
確かに人種的にも土地的にも適合するんだもんね。
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