グッド・ウィル・ハンティング huluで見るちょい古い映画 [映画メモ]
Good will hunting (グッド・ウィル・ハンティング)を見る。
日本人には、グッドウィルハンティングというタイトルの意味がよくわからないし、サブタイトル「旅立ち」は退屈すぎるし、 ちょっと邦題で損しちゃってるが、これがかなり良かった。
なんでこんな微妙に古いメジャー映画ばっかりみているかというと、Huluにあるからである。
2週間無料だったらいっか、と試してみて、あんまり見ないのに月額980円を毎月もってかれるようになって早2カ月。
完全にHuluの思うツボである。
まずい、さっさとやめよう。
つまり、海外ドラマを熱心に見てる人とかならいざ知らず、自分が好きな映画だけを見たいっていう人には、あまり分がないサービスなんだよね。
Huluのラインナップは、公開1年足らずでもすぐに価値がなくなるようなどうでもいい映画か、それこそ「グッド・ウィル・ハンティング」みたいなそれなりの評価は得たけど微妙に古い映画。
なのでhuluで私が見る映画といえば、私は興味がなかったので見てなかった、微妙に古いメジャー映画、ということになってくる。
でまあ、先日はまさにそれで「愛を読むひと」を見たのだが、今回は「グッド・ウィル・ハンティング」。
これも「グッド」とかついてるし、「旅立ち」というサブタイトルからして、なんか爽やかなだけの退屈なありきたり青春映画かなと思っていたら、これが意外によかった。
まあ事実、最初の15分くらいは腐れ映画風だったのだが、徐々に違いが出てくる。
そして女子がいいね!!
とてもいい。
この映画で主人公と恋愛関係になる女の子、今まで見たなかでも一番好きなキャラクターの女子かも。
こういう恋愛パターン、女子が煮え切らないお子様な男子に迫っていって・・というパターンってアメリカ映画に多いけど、いいよね!
たとえば「永遠の僕たち」とかも似たようなパターンで・・・というところで、気づいた。
どっちも監督がガス・ヴァン・サントだった!!!!
そうかあ、ガス・ヴァン・サントだったのか。
私は高校時代ニルヴァーナとリバー・フェニックスのファンだったので、それつながりでガス・ヴァン・サントといえばちょっと特別な響きがある存在。
それに先日見て好きになった「チェイシング・エイミー」のケヴィン・スミスやベン・アフレックがらみの一派が絡んだ映画だったらしく、んーなんかわかるかも。
映画の中で、2つほどとても泣けたシーンがある。
1つは、セラピストが主人公に「君のせいじゃない」って10回くらい言い募るところ。
あれで主人公は泣いてしまうのだが、私も一緒に泣いてしまった。
それはみんな自分の中に罪悪感を抱えてるからじゃないだろうか。
あれはなんかすごかった。
怖かった。
3回くらいならいいんだけど。
10回くらい言い募るある種の異常さ。
ちなみにセラピスト役はロビン・ウィリアムズ。こういう仕事、実に巧いよね。
このシーンは、私の中では彼の最高のシーンだと思う。
ちなみに、「今を生きる」については見たのが昔過ぎて、ぼんやりした印象しか残ってないですが。
次にもう一つは、主人公の21歳の誕生日に友人たちがボロ車をプレゼントするところ。
あれは泣ける。
あり得ないくらいの完璧なプレゼントだと思う。
ちなみに主演のマット・デイモンが助演のベン・アフレックと一緒に脚本を書いた作品なのね。
まあなにはともあれ、食わず嫌いせずに映画は見てみるものだわ。
そういう意味だと、Huluも、自分ではあえては選ばないような映画を見ることができて、思わぬ発見ができるっていう喜びはある。
ちなみにGood will Hunting の意味はこちら。
「good will」は「好意」って意味らしい。
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